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加藤登紀子の地球に乾杯!

  • 2018年1月31日(水) 22時00分

    18/01/29 ゴーギャンとダミアについて

    1月最後の放送は、画家ゴーギャンの生涯を描いた映画の話に続き、ダミアというシャンソン歌手の話をお届けしました。

     

    「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」という作品を観た登紀子さん。

    ゴーギャンが株の仲買人だったこと、生命力溢れる土地に憧れて旅に出ようとしたとき妻と息子に捨てられたこと、移り住んだ土地でも思うように行かなかったことなど、今まで知らなかったゴーギャンのことを知ることができ、大変感銘を受けたそうです。

     

    ゴーギャンの芸術を語る映画ではありますが、スクリーンに映る満ち溢れた自然や女性の美しさも要チェック!とのことでした。

     

    経済恐慌、というワードつながりで、後半はシャンソン歌手ダミアという人の話に移ります。

     

    時代がどん底に落ち込んだ1929年から30年頃にかけて、劇的に大ヒットした曲が「暗い日曜日」という歌です。

    ダミアが大好きだった、エディット・ピアフは、デビュー当時からダミアの歌を唄い、キャバレーで観客から始めて拍手喝采を貰ったのもダミアの歌だったそうです。

     

    登紀子さんは、中学時代、電気蓄音機から聞こえてくる彼女の低い歌声と、自分の低い声に近いモノを感じ、かっこいい!と、そこからダミアを好きになっていったといいます。

    1度機会があって、ダミアの家の庭先まで行った思い出も懐かしそうに教えてくれました。

     

    そんなダミアが大ヒットさせた「暗い日曜日」を、登紀子さんもかなりのこだわりをもって「美しい5月のパリ」というシャンソンのアルバムに収録しました。

    2006年には改めて「シャントゥーズTOKIKO」にニューバージョンで収録したり、かなり思い入れがあるそうですが、生きていることよりもあなたの愛の方が大事だった、というあまりにも強いメッセージに、聞いているうちにぞくっとしてしまうほどだとか。

     

    ゴーギャンにしても、ダミアにしても、その他の偉人やアーティストにしても、命がこの世から亡くなった後も、その作品や人物について、思い出が語られたり生き様が様々な形で残ったりすることに、私は今まで感じたことのない尊敬の気持ちを抱きます。

    少しでも多く知り、自分の生き方に反映できたら良いな、と考えさせられる放送でした。