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三上公也の朝は恋人

  • 2019年3月24日(日) 06時42分

    神戸湊川の「ミナイチ」営業あと1週間!

    神戸庶民の台所として親しまれてきた「ミナイチ」全店が31日(日)の営業をもって終了します。

    もともとは1918年(大正7年)に神戸市が最初に開設した湊川公設市場。戦後1948年(昭和23年)に市場として再開。1970年(昭和45年)の大阪万博の年に現在の商業施設と住居を兼ねた10階建ての高層ビルが完成。地下と、1階2階のフロアで「ミナイチ」としてオープン。生鮮食品から衣類・雑貨、飲食店を扱うはいからなショッピングセンターでした。
    現在は約80ある店舗のうち半分は空き店舗。

    半世紀経ち建物の老朽化もですが、組合員の高齢化も理由のようです。

    またひとつ昭和の灯りが消えてしまうのは残念です。建て替え後のビルのテナントとして営業を考えているお店もあるようですが、飲食店のひとつ「明石軒」はこれを機に閉店するそう。
    前日にテレビ報道があってそれを見た人たちがどっと押し寄せ大行列が!

    私も食べたくなって並んだところ1時間待ちでようやく入店。
    何にしようか数々のメニューがあるので選ぶのも大変。しかしこの日は大半メニューが売り切れ。ご飯が無いので定食はダメ。結局麺も残り5玉しかないといわれチャーシューメンに。昔ながらの懐かしい味わいです。
    店内には閉店を知らせる貼り紙が。
    近年老舗の神戸の飲食店の閉店が相次いでいます。洋食も中華も食べられる数少ないお店がまたひとつ無くなるのは寂しいことです。最終日の3月31日にはイートイン企画の最終回が行われますよ。