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時間です!林編集長

  • 2018年7月19日(木) 16時00分 わがまちひょうご

    佐用町の大雨被害・教訓生きる

    今月、西日本に甚大な被害をもたらした豪雨。

    兵庫県内でも2人が亡くなり、たくさんの住宅が壊れ、

    インフラ設備や、農業などにも大きな影響が出ています。

     

    そして、9年前にも兵庫県西・北部豪雨。

    佐用町では多くの死者が出たほか、

    避難の方法なども問題になりました。

    今回、佐用町ではどんな状況だったのでしょうか。

     

    千種 和英(ちぐさ・かずひで)さんに伺いました。

     

    5日から激しい雨が降った佐用町。

    6日の深夜には特別警報が発令され、

    その後、避難勧告が発令、町内各地に

    避難所が開設され、高齢者を中心に避難者がありました。

    幸いにも河川の決壊はなく、家屋への浸水はありませんでした。

    これは21年の水害以降に実施された

    河川改修のおかげだと、住民は感謝しています。

    ただ、山肌の小さな崩落等は各地で発生。

    そんな時に生きたのが、9年前の豪雨災害の教訓でした。

    避難途中に亡くなった方が多かったことを省み、

    避難所まで川沿いの住民は早めの避難。

    河川の決壊と同時に山からの出水による家屋う浸水が

    多くあった場所では、地域自治会の皆さんが

    土嚢を積み対応しました。

     

    地域のつながりが確実に強くなっていることを

    実感したと、千種さんがおっしゃっていたのが印象的です。