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  • 第2回 木村三恵さん(2012年1月)

    第2回のパーソナリティーインタビューは、2011年12月18日に放送500回を迎えた『王様ラジオキッズ』にて、10年間パーソナリティーを務める木村三恵さんに登場していただきます!


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    『王様ラジオキッズ』 放送500回おめでとうございます!

    ありがとうございます!2011年12月18日で放送500回になりました。
    いろんなことがあったのであっという間というわけではないのですが、もう500回というのは早いですね。

    放送開始からもうすぐ10年となりますが、 思い出に残っているエピソードはありますか?

    思い出といえば、公開生放送かな。もう29回もやっているので、他の番組よりも多いと思います。しかも、公開生放送でこれだけ盛り上る番組というのもなかなかないと思います。
    王様ラジオキッズの公開生放送は、「いつもの番組の様子を公開生放送で見てください」というスタイルではなく、ゲストのコンサートがあったり、子どもが参加するクイズ大会があったりと、イベント形式になっているんです。だからわたしも出演していて楽しいですね。
    それと、子どもたちの反応がリアルにわかるのがいいですね。
    「このコーナーはこんな風にして聴いているんだ」とか「交通情報つまんなそー」とか(笑)。

    もう1つの思い出は、沢山のゲストが来てくださったことですね。
    特に忘れられないのが、1年目のクリスマスに行った公開生放送で、大山のぶ代さんが来てくださったことです!小さい時から観ていたドラえもんが自分の番組のゲストだなんて、本当に緊張しました。しかもその日は、主題歌を歌っていた山野さと子さんも来て下さって生歌もあったんですよ。
    さらにスポンサーが茜丸さんで、公開録音に来てくれたみんなと、おやつにどらやきも食べたんです!ドラえもんとどらやきを食べるって…。もう、あの公開生放送は一生忘れられない、過去29回の歴史の中でも際立ってすごく楽しい時間でしたね♪後はわたくしごとですが、藤井フミヤさんが来てくださったことも、人生においての大きなイベントでした(笑)。

    ほかにも、子どもたちがわたしの誕生日に、たくさんのカードやイラストを送ってきてくれたことも大切な思い出のひとつです。わたし、12月8日が誕生日なのですが、『王様ラジオキッズ』を担当して初めて迎えた誕生日が放送日の日曜で…。その時は本当にたくさんの子どもたちがカードやイラストを送ってきてくれて。ラジオを担当したのも初めてだし、「おめでとう」ってみんなから言われることも初めてだし、「すっごい幸せ」って、そう思いました。
    一生懸命書いてくれている文字とかイラストを見ていると、本当にうれしいですよね!

    子どもだけを想像して番組を作っているっていうよりも、ファミリーの図を想像していますね。

    ラジオでは珍しい子どもをターゲットとしたワイドプログラムとなっていますが、 他の番組と比べて気をつけていることなどありますか?

    子どものラジオって本当に珍しいと思います。しかも10年前にこの発想をしてたのがすごい!
    他の番組と比べて気をつけていること言えば、まず、子どもは「聴いていない」と思っているんです。子どもに集中して聴いてもらえるのは、もって5分ぐらい。だからテンポは大切にしています。
    また、聴いていない子をどのように振り向かせるかということで、物まねのジングルを入れてみたり、突然声色を変えてみるなど工夫をしています。常に子どもを振り返らせるイメージングはしていますね。 他の番組は投げていれば受け取ってくれますけど、子どもの場合はそうはいかない。だからそういう点は他の番組と比べて違うかな。

    『王様ラジオキッズ』はお父さんお母さんなど、大人と一緒に聴ける番組なのですが、「教育に悪い」ってなると子どもにも聴かせないですよね。という事は、ただおもしろいだけではダメだと思うんです。 いい番組というか、子どもが楽しんでいる姿を見て、「わたしたち大人も楽しい、おじいちゃんおばあちゃんも楽しい」って思ってもらえるような、そんな番組がいいですよね。
    『王様ラジオキッズ』は子どもをターゲットとした番組ですけど、子どもだけを想像して番組を作っているというよりも、ファミリーの図を想像して作っていますね。

    「あ、ココだ!」と思ってクレヨンしんちゃんのものまねをしたら、それがよかったらしくってパーソナリティーに決まりました。

    ラジオ番組のお仕事はラジオ関西が初めてと伺いましたが、木村さんとラジオ関西との出会いを教えてください。

    出会いは『王様ラジオキッズ』のオーディションですね。保育士をしていたし、その頃歌のおねえさんもしていたので、当時所属していた事務所に推薦されました。

    オーディションは、ニュース原稿を渡されて子どもにわかるように説明するとか、ラジオを聴いている子どもたちがわかるように説明しながら紙飛行機を折るとか、そんな内容でした。

    あと、お便りを読むというのもあって、そのお便りがクレヨンしんちゃんの絵が描いてあるお便りだったんです。「あ、ココだ!」と思ってクレヨンしんちゃんのものまねをしたら、それがよかったらしくってパーソナリティーに決まりました。
    それもあって、『王様ラジオキッズ』では、オープニングをものまねでしてみたり、ジングルをものまねでしたりという風になったのです。

    子どもたちが「先生、先生!」って来てくれて、絵本を読む時も、遊ぶ時も全力でやる先生でいたいなって

    このお仕事を始めたきっかけは?

    保育士の資格を持っていて、保育園でずっと働いていました。何年働いたって言うと、計算で歳がばれちゃうので言いませんが(笑)。

    実は特に子どもが好きって思ったこともないし、保育士になりたかったわけではなく、本当にタカラジェンヌになりたかったので、なれると思っていて…(笑)。 それしか考えてなかったんです。
    でも、高校3年生で進路を決める時、宝塚音楽学校の受験もしていなかったので、「とりあえず短大に行くか」って決めました。
    英語は好きじゃないし、国文とかも違うし、歌やお遊戯は楽しそうだなと思って幼児教育科へ行きました。それぐらいの感覚で通い始めて、保育所へ実習へも行ったのですが、だからといってなりたいと思ったわけでもなく、卒業したらみんな保育士になるし「まぁ、なるか」って感じで保育士になりました。でもなってみたら、すごく楽しかった!
    「子どもっておもしろいっ!」って。 よく「守るべきものができると人間は変わる」って言いますけど、まさにそんな感じ!先生もそうなんですよね。守るべきクラスの子どもたちがいると、自分自身も変わったし、子どもたちの笑顔や子どもたちと過ごす時間が「なんて素晴らしいんだろう」と思うようになってから、「わたし子どもが好きだなぁ」って感じるようになっていました。
    子どもってはじめは泣いてばかりなのですが、どうやったら笑わせてあげられるかなとか考えるようになっていきました。

    保育所にはいろんな先生がいますけど、わたしは、とにかく全力!
    子どもたちが「先生、先生!」って来てくれて、絵本を読む時も、遊ぶ時も全力でやる先生でいたいなって思っていたら、子どもたちと気持ちが一緒になるっていう感覚がわかった瞬間がありました。
    大人から見た子どもじゃなくて、子どもと同じ目線ってよく言いますけど、その感覚がわかったのです。それからはもう楽で、子どもたちが何を考えているか大体わかるようになって。

    こういう感覚って今の『王様ラジオキッズ』にも生きていると思いますね。というのも、保育士をやっていたので、ほんといろんなバリエーションの子どもと触れ合ってきました。
    だからどんな子が来てもあんまり怖くないというか…。
    『王様ラジオキッズ』の番組内でも、実際に子どもに出演してもらったりすることもあるのですが、しゃべらない子が来ても動揺しません。
    子どもに慣れてない人だと「どうしよう」って思うでしょうけど、わたしは「それが子どもだ」と思えるし、逆に「何かを引き出してあげよう」って思えるので、そういう時に保育士をやっていてよかったなと思います。

    その後に保育士をやめて、「何か手に職を」と思っていろいろと探していたのですが、その時「声優になれる」っていうチラシを見て、学校に通いだしました。もともとタカラジェンヌになりたかったぐらいなので、お芝居が好きなんですよ。授業で台本とかもらえると楽しくって。
    「お芝居できるだー!」って(笑)。
    そしたら割と早い段階でマネージャーさんがお仕事をくれるようになって、気づいたらこのお仕事をしていました。

    「木村三恵しかできない」そんな“色”のあるタレントになりたいですね。

    将来こういう風になりたいなど、夢や今後の展望など教えてください。

    『王様ラジオキッズ』でいうと、わたしのラジオや話を聴くことで、子どもたちが笑ってくれて、その子どもたちを見て、お父さんお母さん、大人が笑ってくれて楽しそうにしてくれる、それが望み。それをコンスタンスに続けていきたいですね。

    自分自身に関しては、もっと幅広くいろんなことをメッセージとして伝えられるようになりたいし、ならなきゃいけないなって思います。

    あと、ありきたりのタレントではなく、「木村三恵しかできない」そんな“色”のあるタレントになりたいですね。それは、今までもずっと思っていることなのですけどね。他にも、ちゃんと自分の想いを言えるタレントでいたいし、そんな番組をやりたいっていう願望もありますね。

    保育士から声優へ、そして王様ラジオキッズの「み~たん」となった木村さん。『王様ラジオキッズ』とは、偶然ではない『縁』を感じました。
    また、インタビュー中に「望めばそのようにチャンスがめぐってくる。願いは口に出すようにしている」と力強く語ってらっしゃった木村さんの芯の強さ、お仕事に対する熱い気持も感じました。
    これからもラジオ関西と末永いお付き合いよろしくお願いします。そしてこれからもリスナーのみなさんに“み~たんの声”を届けてください!

    【プロフィール】木村三恵
    大阪出身。ニックネームはみ~たん。保育士として長年働いた後タレントに。大の宝塚ファン。好きな芸能人は藤井フミヤさま。ラジオ関西『王様ラジオキッズ』(日13:00~16:00)、『木村三恵のアイドルパラダイス』(日23:30~24:00)にて現在、パーソナリティーを務める。