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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2017年9月13日(水) 10時29分 防災マッカセナサイ!

    台風に備えて

    暑い夏が終わりを告げて、朝夕は過ごしやすくなってきましたね。

    これからの時期、本格化してくるのが台風です。

    ここ数年の台風は、あまり通過することのない北海道に上陸したり、一か所に停滞して、なかなか北上しないなど、これまでの台風に対する「常識」が通じない状況も起きています。

    現在、発生している台風18号も、ブーメランのような動きをして日本列島に迫っています。

    予断を持たず、気象情報などの確認をしっかりとしておきましょう。

    また、台風による被害で結構多いのが、

    「田畑や河川へ様子を見に行って、川や用水路に落ちる」

    雨で増水した川や用水路は、境界が見えにくくなるので、誤って転落する危険が高くなります。

    台風接近時には、こうした行動をとることは控えましょう。

    そして、自治体から避難情報などが発表された時は、速やかに状況に応じた避難行動を始めてください。

     

    ここで、台風に関するちょっとしたトリビアをご紹介。

    我々が台風の情報を耳にする時、よく「台風〇号」と言われますね?この番号は、その年に発生した台風の番号を指しています。

    そして実は、台風にはそれぞれ名前もついているんです。

    平成12年(2000年)から、台風の影響を受ける可能性が高い14の国や地域が加盟する「台風委員会」という組織が、それぞれ提案した名前を順番につけていくというルールが出来たんです。

    各国はそれぞれ動物や植物、神話の登場人物などの名前を事前に申請しており、その名前は各国から10個、全部で140個登録されています。

    この名前は、年度に関係なく、平成12年から連続して付けられています。

    そして名前が一巡すると、また1からスタートします。

    先日の台風15号には、マカオがつけた「サンヴー(珊瑚の意味)」という名前が、そして現在発生中の台風18号には、フィリピンがつけた「タリム(鋭い刃先)」という名前が付けられました。

     

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