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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2017年12月12日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    雪害対策について

    前回の「雪崩防災週間のおしらせ」でもお話しましたが、兵庫県は県内面積の約3分の1が豪雪地帯に指定されていますので、雪が積もった時の対策を準備しておく必要があります。

    中でも、住民レベルで直面する問題が「除雪作業」です。

    実は、雪による死亡事故の8割が、除雪作業中の事故によるものなんです。

    また、除雪作業中の死亡者の大半は、65歳以上の方です。

    そこで、事故を防ぐために次のことに注意しましょう。

    ◎一人で除雪作業をしない。

    家族や隣近所に声をかけて、必ず二人以上で行いましょう。

    携帯電話を持っておけば、もし雪に埋まっても助けを呼べます。

    ◎「屋根からの転落」に注意。

    除雪した雪を周りに残しておけば、いざという時、クッション代わりになってくれます。

    ◎作業の際は、必ず命綱とヘルメット・すべりにくい靴を着用しましょう。

    低い屋根でも油断せず、はしごを使う場合はしっかりと固定しましょう。

    除雪に使う道具は、こまめに手入れ・点検

    特に除雪機の雪詰りを取り除く時は、必ずエンジンを切って安全に作業しましょう。

    大雪に慣れていない地域で大雪が降ると、交通機関や電気・ガス・水道などのインフラがマヒするなどの影響が出ます。

    大雪が降った時は、不要不急の外出は控えましょう。

    どうしても外出しないといけない時は、動きやすく、転倒してもクッションになるような服装で出かけましょう。

    そして万が一、大雪のために外出できなくなくなるような事態に備えて、地震の時と同じように、非常用の備品を用意しておくことが大事です。

    しっかりとした準備で、大雪の被害を食い止めましょう。

     

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