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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2018年10月24日(水) 10時41分 一紀のツーと言えばカー!

    パンクしたタイヤの交換方法

    日常的にタイヤを点検していても、勢いよく段差を乗り越えたときや釘を踏むなどの、不可抗力でパンクする可能性は誰にでもあります。

    万が一を考え、タイヤ交換の手順は覚えておきましょう。

    ほとんどのクルマには、応急用として「テンパータイヤ」が搭載されています。

    パンクに気付いたら、まず周囲の安全を確認し、ほかのクルマの邪魔にならない場所に停止します。

    それから、次の手順でタイヤを交換します。

    • パンクしたタイヤの対角線上にあるタイヤに輪止めをかけます。
    • ホイールナットを少しだけ緩めます。
    • ジャッキで、タイヤが路面から少し離れるまで持ち上げます。
    • ホイールナットを取り外して、パンクしたタイヤをテンパータイヤと交換します。
    • ホイールナットを取り付け、対角線上となるナットをタイヤがガタつかなくなるまで、仮締めします。
    • 車体を降ろし、ジャッキをはずしてからホイールナットの本締めをします。

    この時、無理に締め付けるとボルトが破損してしまうので、取扱い説明書に記載されている規定のトルク(締め付ける力)で締めます。

    締め付けトルクを指定できる「トルクレンチ」という専門工具がありますので、車に備えておくと便利です。

    以上でタイヤ交換は完了です。

    なお、テンパータイヤはあくまで応急用ですから、パンクしたタイヤは速やかに修理をして元通りにしましょう。

    また、最近では、パンクしても所定のスピードで一定の距離を走行することができる「ランフラットタイヤ」も市販されています。

    タイヤを選ぶ時の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?