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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年7月11日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    車が冠水・浸水した時の対応策

    先週末は、西日本各地で記録的な豪雨となって大きな被害が出ました。

    こうした時に、車の運転で気を付けないといけないのが、車の水没事故です。

    車はある程度の冠水や浸水に耐えられるように設計されています。

    豪雨などで発生した深い水たまりでも、ある程度走行できるのはそのためです。

    しかし、一般的に走行可能とされる水深は、一部のオフロードタイプの4輪駆動車を除けば、ドアの下端、つまり車の床面が浸からない程度となります。

    ですから、集中豪雨などで発生する冠水した道路の走行には注意が必要です。

    アンダーパス(立体交差道路のひとつ)や、道路がえぐられている電車ガード下の道路といった、スリバチ状の道路に水たまりが発生している場合は、絶対に入らず引き返しましょう。

    水たまりは、見た目だけでは水深を測ることができないので、いざ進入してしまうと思いのほか深いことがあります。

    ところが車の床面以上の水深であっても、ただちに浸水はしません。

    そのため、危険を察知するころには、車が浮いて前後に動かなくなり、エンジンの吸気口が水を吸ってしまったり、排気管が水圧で塞がれてエンジンが停止してしまいそのまま立ち往生という最悪の結果にもつながりかねません。万が一、車が冠水し車内にまで浸水してしまった場合は、すぐに車を止めて、慌てずにエンジンを停止させましょう。

    その上で、いきなり車の外に出て水たまりに入るのではなく、水深を測りながら、ゆっくりと足をついて、進んできた方向とは逆の、元来た道に歩いて避難しましょう。

    水たまりが濁っている場合は道路の状況がわからないため、マンホールのふたが外れていたりすることもありますので、一歩一歩、確かめながら歩くことが大切です。車両は水が引くまで放置するしかありませんので、その旨をJAFなどに連絡してください。

    また水が引いたからといって、車に乗り込んでエンジンを掛けると破損や感電の危険がありますので、絶対にやめてください。

  • 2018年7月10日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「阪神大水害」から80年を迎えて

    リスナーの皆さんは「阪神淡路大震災」のことは、よくご存知と思いますが、かつて「阪神大水害」という災害があったこと、ご存知ですか?

    先週末の記録的な大雨で、各地で水害が起きましたが、かつて神戸でも、死者・行方不明者679名という未曾有の水害が起きたことがあるんです。

    それが昭和137月に起きた「阪神大水害」なんです。

    当時、3日間続いた長雨の影響で、六甲山系の河川が氾濫。土石流やがけ崩れなども起きて、阪神地域の市町を中心に、多数の死者・行方不明者を出し、都市機能も完全にマヒするなど、大惨事となりました。

    この「阪神大水害」の様子は、芦屋市を舞台にした谷崎潤一郎の小説「細雪」でも描写されているほどなんです。

     

    その「阪神大水害」が発生して、今年で80年。

    当時の被災経験を後世に語り継ぎ、将来発生するかもしれない同じような災害への対策に活かすために、このほど国・兵庫県・神戸市など当時の被災市町や報道機関、大学の先生方によって、「阪神大水害80年行事実行委員会」が立ち上げられました。

    実行委員会では、実際に「阪神大水害」を体験した方はもとより、体験者から当時の様子を聞き伝えられた方などからの情報提供を呼び掛けています。

    情報は、体験談だけに限りません。

    災害発生当時の写真や、被害状況を記した文書などの関連資料も求めています。

    お寄せ頂いた情報や資料は、「阪神大水害デジタルアーカイブ」としてデータ化して、インターネットを通じて、どなたでもご覧いただけるようになる予定です。

     

    詳しいお問い合わせは、

    阪神大水害80年行事実行委員会事務局
    0120-123-464

    までお電話ください。

    皆さんからの情報をお待ちしています。

     

  • 2018年7月9日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(7月6日)

    7月6日のお題は水涼し」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「あらあらし鯉おさまりて水涼し」
    「水涼し その一ト杓にみほとりも」
    「水涼しごと生きられし訃報きく」

    妙音新聞からは
    「青空が映り込みたる水涼し」(四日市市 北山紀美さん)
    「水涼し昔渡しと云ふところ」(八尾市 淺井祥多さん)
    「白糸の瀧を背に食ふ流し麺」(福岡市 永野久美子さん)

    そして上田秋成の句は
    「梶の葉に硯はづかし墨の糞」(無腸)
    「すみよいか世を涼しさの忘れ水」(漁焉)
    「水涼しま野の小菅に手をきるな」(無腸)
    「鴨川の川がりも雨に袖笠で」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「城テラス子らの歓声 水涼し」
    「梅雨末期 異常気象の恐ろしさ」

    アッキンの句は、
    「水涼し放ちっ放し後 一杯の」
    「梅雨明けは いつかいつかと待ち遠し」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「産直の青菜に弾く水涼し」篠山市 まさ・あっこさん)
    「川堤 飛沫は涼のカーテンコール」守口市 守口のタヌキさん)
    「飛び石の内水すずし暖簾ゆれ」姫路市 みよこさん)
    「水涼し にわか雨にも濡れていく」大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「ひとり旅 滝を巡りて水涼し」大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「ワサビ園 カヌーで巡る涼し水」淡路市 お散歩おじさん)
    「蜻蛉の滝のしぶきや水涼し」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「水すずし夏の路地裏 花の路」(神戸市垂水区 さだむさん)

    「精悍な草なぎ倒し雲の峰」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「百回の人それぞれに甲子園」(交野市 星のブランコさん)
    「はんぱない今年も猛暑またくるか」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「梅漬かり天神様を喰らうかな」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「オフサイド分からぬ人も大騒ぎ」大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    「気がつけば太りすぎてる胡瓜ゆれ」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「梅雨晴れの星空眺め竿を出し」(淡路市 お散歩おじさん)
    「七夕に やぼな台風 邪魔しそう」(豊岡市 ほないくえさん)
    「準決勝 大一番の夏野球」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    今週の特選句は、出演者の皆さんが選んだ句すべてとさせていただきました。
    「水涼し よりも怖しの雨の量」(交野市 星のブランコさん)
    「川床で水涼しげや舌鼓」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「すすぐ度 雑巾の水 涼しけれ」(姫路市 姫路の夢太郎さん)

    「短冊に世界平和の願い込め」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「骨切りもコンチキチンと聴こえけり」(守口市 守口のタヌキさん)
    「熱帯夜 寝つかれぬまま空白む」(姫路市 みよこさん)

    でした!

    次回のお題は」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年7月6日(金) 15時01分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    豪華なコラボレーションをぜひご覧ください!

    7月最初のゲストは、現代美術作家のエトリケンジさんでした。

    番組でも何度かご紹介しましたが、金網を使って人体から型を取って造形する「金網アート」が、芸術の都パリで第注目を浴びたエトリさん。

    その活躍ぶりを、あの国際的ファッションデザイナーのコシノヒロコさんが注目して、斬新なコラボレーションが実現しました。

    その作品の一部がこちら!

    KHギャラリー芦屋 2018年度展覧会
    コシノヒロコ 綺羅 〜東洋と西洋の輝き〜 内特別展示
    エトリケンジ×コシノヒロコ

    2018年6月24日(日)〜8月10日(金)
    11:00〜16:00
    予約制公開 日曜日のみ予約不要
    申込:当ウェブサイトの「ASHIYA GALLERY」ページ内
    【芦屋入館予約申込フォーム】
    より
    休館日:毎週水曜日、8月3日(金)、8月4日(土)、その他イベント日
    ラジオでは伝えきれなかったエトリさんの世界観を、ぜひ一度ご覧ください!