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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2021年1月11日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(1月8日)

    1月8日のお題は福詣雑詠でした。

    まずは、大森先生の句から。
    「いま世界マスクと共に戦ふて」
    「この師走無明のまゝに暮るるらし」
    「ふと思ふ不易流行とす師走」

    妙音新聞からは
    「仕出し屋の物の匂ひや師走風」(志摩市 仲谷陽子さん)
    「コロナ禍は師走の町をつつみをり」(橋本市 平出恭子さん)
    「日記買ふそっと置きたり片隅に」(吹田市 土山さん)
    「マスクしてコロナで終わる師走かな」(堺市 河内さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「枝をもて尺とし年末挽いてをり」
    「模様あはすことの愉しさ春著縫ふ」
    「而してわれもいつしか師走びと」
    「マスク外してよせ鍋に割りこみぬ」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「朗読で七福めぐり皆笑顔」
    「年始行マスクはずさず茶も飲まず

    あっきんの句は、
    「福詣で天満宮で祈り込め」
    「寺巡り寒波到来悴む手」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「宵・恵比須大地にしなる笹俵」(守口市 守口のタヌキさん)
    「コロナ禍でスマホで祈る福詣り」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「受験生 謙虚に祈る福詣り」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「神・仏すがる思いの福詣で」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「福詣で あやかりたいなぁプレゼント」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「下駄の音を響かせ巡る福詣」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)
    「福詣で密避け早朝 一人行く」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「人混まず いつもと違う初詣」(岸和田市 たけぼしさん)
    「福詣来た道探す長財布」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「一心に健康祈る福詣」(池田市 うさこさん)
    「巡るごと開運長寿福詣」(神戸市北区 マーブルさん)
    「リンゴ飴娘にねだられた福詣で」(交野市 星のブランコさん)
    「届くかな電子マネーの福詣」(川西市 心はいつも青春さん)
    「福詣で終へて心身 軽くなり」(三田市 インコ・ママさん)
    「母として願いをこめて初詣」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「伊弉諾の島を巡りて福詣り」(淡路市 お散歩おじさん)
    「初御籤 大黒天の御守り添ふ」(三田市 キロマルさん)
    「コロナ去れ ただただ願う福詣」(草津市 グリーゼ581さん)
    「福みくじ そっと開くや福詣で」(姫路市 みよこさん)
    「初詣 新型コロナ半減す」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「海に入)り拳打ちこむ初日の出」(守口市 守口のタヌキさん)
    「お正月さいふ軽いが腹重い」(豊岡市 あきひめさん)
    「木枯らしに負けてもいいがコロナには」(茨木市 蒼龍さん)
    「七草やスーパーたなで つみにけり」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「粉雪に思いをたくして届けたい」(東住吉区 ラビットさん)
    「もう嫌だ寒波が来る旅この寒さ」(草津市 滋賀のまー君さん)
    「えべっさんコロナ退治をたのんます」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「寒波来るスーパーの品売り切れて」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「ご先祖も松に南天おめでとう」(神戸市北区 マーブルさん)
    「食後薬ひとつ減らせし七草粥」(交野市 星のブランコさん)
    「新雪の足跡うれし吾れひとり」(川西市 心はいつも青春さん)
    「元朝や静寂を破る救急車」(三田市 インコ・ママさん)
    「箱根路の色取り取りの襷舞い」(淡路市 お散歩おじさん)
    「測りえぬ重き襷の駅伝走」(三田市 キロマルさん)
    「七草に無病息災願う朝」(草津市 グリーゼ581さん)
    「宝船七福神もマスク掛け」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「「来年もよろしく」年賀 初笑い」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)

    大田先生が選んだ句は、
    「コロナ禍で人手ガタヘリ福詣で」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)

    ゲストの浜田さんが選んだ句は、
    「それぞれが相手気遣い福詣り」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    ゲストの世良さんが選んだ句は、
    「元旦にズームで家族 大集合」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「福詣で お願いよりも 先ず感謝」(茨木市 蒼龍さん)
    「密さけて 弁天様に 福詣」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「手水舎に消毒液の福詣り」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「七福神 薬師如来も加えたし」(箕面市 箕面のとしジィさん)

    「雪の朝 南天の赤際立ちぬ」(池田市 うさこさん)
    「初護摩にコロナ退散 焰ゆれ」(姫路市 みよこさん)

    今週は全員特選句とさせて頂きました。

    次回のお題は」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2021年1月4日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(1月1日)

    1月1日のお題はお正月雑詠でした。

    まずは、大森先生の句から。
    「初弁財天にかく護られて負けまじく」
    「十年日記の最終年度やあらたまり」
    「ふとおぼろ年玉に書く曽孫の名」

    妙音新聞からは
    「娘の帰郷ならぬ正月日向ぼこ」(志摩市 仲谷陽子さん)
    「外つ国の子等の名前も太箸に」(八尾市 さん)
    「ワクチンに希望を託すお正月」(富山市 利子さん)
    「百壱歳柔らかき笑み雑煮餅」(堺市 大津さん)
    「母の年越えて新年の祝膳」(和歌山市 木下榮子さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「授かりし一句をしるす初日記」
    「人怖ぢを知らぬ鵯山始」
    「鈴の緒の絁五色福詣」
    「輪飾を狛犬の間の顎にかな」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「正月もコロナのニュース伝えをり」
    「生放送スタジオ越しの初日かな

    あっきんの句は、
    「元旦に生放送の当たり年」
    「正月は心置きなく酒日和」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「お正月ラジ関出まくり幸先よし」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「戻りたい子供になりたいお正月」

    新年最初はリスナーの皆さんからの句をすべてご紹介しました。

    「妻実家パンツ三日目お正月」(大阪市福島区 恋するサボテンさん)
    「コロナ禍で投げるためらうお賽銭」(大阪市福島区 恋するサボテンさん)
    「コロナ禍で今年は行けぬ初詣」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「正月や風が雨戸を叩きつけ」(淡路市 お散歩おじさん)
    「孫たちに今年は会えぬ お正月」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「寺社門前 名物茶屋に春の海」
    (守口市 守口のタヌキさん)
    「コロナ斬る 斬るに斬れない正月か」(茨木市 蒼龍さん)
    「お正月お餅いくつと聞いて焼く」(神戸市北区 マーブルさん)
    「子は自粛 正月も夫婦で過ごす」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「元旦や健康長寿 餅を焼く」(川西市 心はいつも青春さん)
    「お雑煮や今年はすましか白味噌か」(草津市 グリーゼ581さん)
    「初春の心新たに未来祈る」
    (箕面市 箕面のとしジィさん)
    「お正月 諭吉に歓喜 孫三人」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「正月とてコロナ潜むぞ そこかしこ」(三田市 インコ・ママさん)
    「コロナ禍で手渡し出来ぬお年玉」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「正月や牛の吉兆すでに家」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「クリぼっち年が明けても正ぼっち」(大阪市住吉区 ようこさん)
    「元朝の昇る日の彩うつりゆき」(姫路市 みよこさん)

    「年賀状今年はメール増えにけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「初日さしカメラを向けてシャッター音」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「それぞれが無念さ秘めて除夜の鐘」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「初雪にキラキラ光る朝日浴び」(茨木市 蒼龍さん)
    「甘栗を熬って実を出す大晦日」(守口市 守口のタヌキさん
    「歌合戦 耐え忍ぶ年 愛届く」(神戸市北区 マーブルさん)
    「コトコトと雑煮が吹いて初日の出」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「新春の静けさ如何にふるさとは」(川西市 心はいつも青春さん)
    「羽根つきの音は今では骨董品」(草津市 グリーゼ581さん)
    「肩組んで「待たせたなぁ」とアクユウに」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「滝凍てぬ六甲連山 深閑と」(三田市 キロマル堺市 ニコニコパンダさん)
    「年の瀬や気持ちソワソワマイペース」(堺市 ハッピースマイルさん)
    「淑気満つ箱根の坂や駅伝走」(三田市 インコ・ママさん)
    「年玉を指折り数え眠る夜」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「寒月やシャッター下ろす手の先に」(交野市 星のブランコさん)
    「日捲りが一枚になる暮の朝」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、

    「お正月「まいどまいど」で聞き初め」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「賽銭も電磁決済お正月」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「元旦や健康長寿 餅を焼く」(川西市 心はいつも青春さん)
    「正月や早くも試練列島に」(三田市 キロマルさん)
    「お年玉配る前まで人気者」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「獅子舞も噛り付くたび消毒し」(守口市 しんきいってんさん)

    でした。

    次回のお題は福詣」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年12月28日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(12月25日)

    12月25日のお題は師走・年の瀬」「マスク雑詠でした。

    まずは、大森先生の句から。
    「いま世界マスクと共に戦ふて」
    「この師走無明のまゝに暮るるらし」
    「ふと思ふ不易流行とす師走」

    妙音新聞からは
    「仕出し屋の物の匂ひや師走風」(志摩市 仲谷陽子さん)
    「コロナ禍は師走の町をつつみをり」(橋本市 平出恭子さん)
    「日記買ふそっと置きたり片隅に」(吹田市 土山さん)
    「マスクしてコロナで終わる師走かな」(堺市 河内さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「枝をもて尺とし年末挽いてをり」
    「模様あはすことの愉しさ春著縫ふ」
    「而してわれもいつしか師走びと」
    「マスク外してよせ鍋に割りこみぬ」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「みなマスク目力つけよと歌手語る」
    「誘いなく一人ビールの師走かな

    あっきんの句は、
    「気がつけば年中マスク エチケット」
    「家飲みで今年は違う師走かな」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「木枯らしが師走を運び気ぜわしい」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「年の瀬やゴーツー無くしゆるりとす」(茨木市 蒼龍さん)
    「年の瀬もコロナで赤字年越せぬ」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「年の瀬や賀状にのせてご無沙汰を」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「師走かな忙しく行き交う散歩道」(岸和田市 たけぼしさん)
    「手足止む古きアルバム大掃除」(三田市 インコ・ママさん)
    「餅つきの音が師走に響く街」(草津市 グリーゼ581さん)
    「一年が早く感じる師走かな」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「年の瀬やヒラヒラ騒ぐカレンダー」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「一年を思い浮かべて師走かな」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「不安増すコロナ居座る師走かな」(池田市 うさこさん)
    「年の瀬にいつも感じるやり残し」(堺市 ニコニコパンダさん)
    「年の瀬や気持ちソワソワマイペース」(堺市 ハッピースマイルさん)
    「忙しと親の口真似 師走の子」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「年の瀬はふとんにもぐりラジオきく」(加古川市 ゲゲさん)
    「高々と皇帝ダリア師走かな」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「気ばかりがひたすらあせる師走かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「年の瀬や正月食品買い漁り」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「月の説くマスク紀の地球はカオス」(三田市 キロマルさん)
    「マスクして眺める世には風情無し」(茨木市 蒼龍さん)
    「マスクして待合室は社交場に」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「幼子の嫌がるマスク朝のバス」(姫路市 みよこさん)
    「未亡人ミステリアスな黒マスク」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「使い捨てマスク毛羽立つ使い込み」
    (交野市 星のブランコさん)
    「マスクしてコロナ気合ではねのける」(神戸市北区 マーブルさん)
    「マスクして鼻毛気にするお年頃」(淡路市 お散歩おじさん)
    「マスクしてはっとする人しない人」(三田市 インコ・ママさん)
    「ああ寒い毛糸じたてのマスクかな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「もう慣れた化粧せず日はマスク越し」(京都市 ちひろさん)
    「マスクせず弁当とケーキ買うイブや」
    (大阪市福島区 恋するサボテンさん)

    「聖夜にてプレゼント待つ養護園」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「流れゆく車窓いちめん霜の朝」(姫路市 みよこさん)
    「コロナ禍で目と目で交わすご挨拶」(大阪市天王寺区 コンソメスープさん)
    「あつもりは蕎麦のことかとお爺さん」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「もういくつ寝ても自粛のお正月」(池田市 うさこさん)
    「足ちじめ朝5時冷える冬布団」(川西市 心はいつも青春さん)
    「大掃除 断捨離リストは俺のだけ」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「鍋つつく慰霊の母も入りけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    コメンテーターの安田さんが選んだ句は、
    「ゆく師走良いお年をにちから込め」(神戸市北区 マーブルさん)

    ゲストの柏木さんが選んだ句は、
    「マスク人お先にどうぞ目で会話」(池田市 うさこさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「今年こそ真の師走や医師多忙」(三田市 キロマルさん)
    「師走でも空はいつでも同じ色」(大阪市福島区 恋するサボテンさん)
    「街師走みまもる天守しずかなり」(姫路市 みよこさん)
    「年の瀬や今年はZOOMで忘年会」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「コロナ禍で年の瀬イベント地獄絵図」(大阪市平野区 マサファイターさん)
    「明日の無事祈る師走の夕日かな」(川西市 心はいつも青春さん)
    「穏やかに師走過ぎてと願い込め」(淡路市 お散歩おじさん)
    「悲喜分かつ師走の風は厳しかり」(三田市 インコ・ママさん)
    「年の瀬に想いを込めて年賀状」(神戸市垂水区 まるママさん)
    「風物詩幾多消されし年の瀬よ」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「年の暮れ終い弘法厄払い」(神戸市中央区 吉田古民家さん)

    「街に出る色とりどりの伊達マスク」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「お手製のマスクほめあう母娘」(岸和田市 たけぼしさん)
    「コロナ禍でマスク美人が闊歩する」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「いつの間にマスクはおしゃれ自己主張」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)

    「凍て星や出るに出られぬ露天風呂」(三田市 キロマルさん)
    「寒稽古 一人稽古の空しさよ」(茨木市 蒼龍さん)
    「帰省せぬわが子に送る野菜つめ」(豊岡市 あきひめさん)
    「イブの夜 遅れてごめんと肩を抱き」(草津市 グリーゼ581さん)
    「クリスマス子供も嘆く暗さかな」(淡路市 お散歩おじさん)
    「去年今年検温前の緊張感」(三田市 インコ・ママさん)

    今週の特選句は、

    「ゆく師走良いお年をにちから込め」(神戸市北区 マーブルさん)

    でした。

    次回のお題は正月」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年12月21日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(12月18日)

    12月18日のお題は大掃除」「千鳥雑詠でした。

    まずは、大森先生の句から。
    「大掃除気概は強し叩き持つ」
    「日和見て夜着も洗わな大掃除」
    「浜松の千鳥尋ねん宗祖跡」

    妙音新聞からは
    「一ヶ月掛ける予定で大掃除」(四日市市 北山さん)
    「夫の手大いに借りぬ大掃除」(富山市 利子さん)
    「大空を旋回飛行友千鳥」(練馬区 北星関子さん)
    「尼寺の庭に小鳥や八一の碑」(橿原市 鬼勢芳子さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「末枯るる垣の外まで掃きすすみ」
    「冬ざれの礎石國分寺址とかや」
    「男波来て千鳥のあとを消しゆけり」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「大掃除車中に百円二つ三つ」
    「宴帰り饅頭包みも千鳥足

    あっきんの句は、
    「大掃除 飯食べ忘れ夢中なり」
    「パンあてに日本酒飲んで千鳥足」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「身に綱巻き石垣掃除 自衛官」(姫路市 みよこさん)
    「大掃除 年末にしか出来ません」(大阪市淀川区 くまもん池さん)
    「大掃除しとけばよかった ちょっとずつ」(神戸市北区 マーブルさん)
    「大掃除コロナ消えろと念じ拭き」(淡路市 お散歩おじさん)
    「大掃除やっと片付けティータイム」(堺市 ニコニコパンダさん)
    「手足止む古きアルバム大掃除」(三田市 インコ・ママさん)
    「大掃除まだあったのかアベマスク」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「大掃除なにやら聞こゆ除夜の鐘」(三田市 キロマルさん)
    「大掃除 夫が主役てきぱきと」(池田市 うさこさん)
    「すすはらい大仏様もにんまりと」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「大掃除まずは窓から脚立出す」(匿名希望さん)
    「長年の無為無策の大掃除」(茨木市 蒼龍さん)
    「大掃除 古い日記を読みふける」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「大掃除 餅つきさえも消え去るや」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「大掃除 家族総出で本堂を」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「孫はしゃぐ障子破らせ大掃除」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「AIが忙しそうに大掃除」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「ハタキ持ちしょうじが揺れるすす払い」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「クリスマス過ぎればあせる大掃除」(徳島市 豊中の元住人さん)

    「磯千鳥 漁船を見つけ一休み」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「川千鳥 岩場飛び交う親子かな」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「ちょこちょこと右に左に浜千鳥」(神戸市北区 マーブルさん)
    「コロナ禍の声悲しげに啼く千鳥」(川西市 心はいつも青春さん)
    「深酒に酔って帰宅は千鳥足」(淡路市 お散歩おじさん)
    「千鳥群る汀を染むや大夕日」
    (三田市 インコ・ママさん)
    「濱千鳥 足に玉付け滑るやう」(三田市 キロマルさん)
    「冬枯れの小枝に一羽鳴く千鳥」(草津市 グリーゼ581さん)
    「コロナ禍や千鳥の足はすくなけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「千鳥鳴く心なしか寂しげに」(茨木市 蒼龍さん)
    「アッキンはただ酒飲んで千鳥足」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「歓楽街どこへ消えたか千鳥足」
    (箕面市 箕面のとしジィさん)
    「千鳥足 飲食自粛でちどり無し」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「寒空に千鳥と共にウォーキング」
    (神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「夢洲に足跡刻むシロチドリ」(守口市 守口のタヌキさん)

    「退社後の熱燗一杯癒しけり」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「日めくりも今年はわずか年の暮れ」(神戸市中央区 吉田古民家さん)
    「焼き芋の如き我が身は可燃佛」(和歌山市 念仏・大仏・ボク御陀仏さん)
    「池の面にもみじうつるや中尊寺」(姫路市 みよこさん)
    「寒くても負けるなコロナに気合いれ」(神戸市北区 マーブルさん)
    「お帰りと聞こえたような冬銀河」(川西市 心はいつも青春さん)
    「北風が雨戸叩いて暴れ去り」(淡路市 お散歩おじさん)
    「師走入り秒針のみで進むごと」(三田市 インコ・ママさん)
    「初雪やはらりととまる君の肩」(草津市 グリーゼ581さん)
    「寒波来て転がるほどに着ぶくれる」(池田市 うさこさん)
    「寒暖差 季節政治にとまどいて」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「古都奈良を歩く亜樹さん見て嬉し」(守口市 守口のタヌキさん)

    小玉さんが選んだ句は、
    「大掃除ふと手が止まる古写真」(草津市 グリーゼ581さん)
    「落ち葉たきホクホク焼きいもなつかしい」(豊岡市 あきひめさん)

    ゲストの米澤さんが選んだ句は、
    「9時閉店めっきり減った千鳥足」(池田市 うさこさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「古寺や村人総出 大掃除」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「大掃除 心の傷も掃き清め」(神戸市中央区 マーブルさん)
    「大掃除心の中も洗われる」(大阪市東住吉区 ラビットさん)

    「須磨浦に蟹もたわむれ千鳥啼く」(姫路市 みよこさん)
    「流れ作業見上げた空に千鳥飛ぶ」(大阪市福島区 恋するサボテンさん)

    「踏切にさらに苛々十二月」(三田市 キロマルさん)
    「冬晴れの清水の舞台 密披露」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「石臼は一家に一個かたすみに」(赤穂市 アンちゃんさん)

    今週の特選句は、

    「大掃除 廊下に写る僕の顔」(大阪市福島区 恋するサボテンさん)

    でした。

    次回のお題は師走」「マスク」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年12月14日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(12月11日)

    12月11日のお題は萩刈る」「紙漉き」「雑詠でした。

    まずは、大森先生の句から。
    「紙漉くや国栖は日本書紀の里」
    「萩の寺萩刈られいしを訪ふて」
    「丈余の萩 刈られて釈迦の像静か」
    「名物の萩の筆なる軸束ね」
    「萩刈られ句碑に日向の新しく」

    妙音新聞からは
    「萩刈りて指を折りたる余生かな」(藤井寺市 竹村智巳さん)
    「門前の萩刈られいて句碑の面」(柏原市 永味啓子さん)
    「一時は不安忘れて日向ぼこ」(四日市市 北山さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「紙漉きのゐてつつましきうけ應へ」
    「戸戸紙を干し吉野川大曲り」
    「紙漉き女四温の手風呂かたはらに」
    「切口のかくも鋭く萩刈られ」
    「女手に鎌執り萩を狩り習ふ」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「萩を刈る新薬師寺の大中継」
    「紙すきの里に至高のおろし蕎麦

    あっきんの句は、
    「萩を刈る来年こそは明るさを」
    「紙漉の音に合わせて首を振る」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「萩散るや登山彩る里の山」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「萩刈りに錆びた罐では役立たず」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「コロナ禍で萩刈り遅れ年を越す」(神戸市垂水区 ちょい丸おやじさん)
    「萩かるに酒と共にと散ってゆく」(茨木市 金龍五色さん)
    「萩刈りし頬に冷たき風当たる」(池田市 うさこさん)
    「萩を刈り夕日を臨む縁側で」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「萩を刈る止んでまた降るコロナ禍で」(大阪市 恋するサボテンちゃんさん)
    「萩刈りて新芽に託す丑の年」(三田市 キロマルさん)
    「萩かりて見上げる空に冬悟り」(草津市 グリーゼ581さん)
    「コロナなき年に咲けよと萩を刈る」(守口市 守口のタヌキさん)

    「紙漉女 簀桁揺らすや赤き指」(姫路市 みよこさん)
    「紙漉きに挑戦あかぎれ痛みます」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「漉く紙に葉っぱを散らすゆらゆらと」(神戸市北区 マーブルさん)
    「紙漉きの水と太陽 良き友に」(三田市 インコ・ママさん)
    「流し漉き伝わりし技 今もなお」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「紙漉きや牛乳紙に形変え」
    (加西市 えつこさん)
    「町家路地 紙漉き歌と水の音」(守口市 守口のタヌキさん)

    「初雪の優美な姿 富士の山」(神戸市北区 たけしさん)
    「初霜の石仏凍る隅に立つ」(明石市 明石のレモントマトジュースさん)
    「義士祭もコロナに屈し白旗や」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「あばら家に今日は蟷螂 明日は誰」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「妻よりも怖いコロナの今年かな」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「晩秋や今夜も鍋にきまりけり」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「雁が去る湖面のあとの静けさよ」(加西市 えつこさん)
    「冬の庭 名残の薔薇が咲いている」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「葦焼きを眺める土手に我ひとり」(守口市 守口のタヌキさん)

    大田先生が選んだ句は、
    「萩刈りや来年の花 夢見つつ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「紙すきや吉野の里の6年生」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「中止でもこころに灯るルミナリエ」(川西市 心はいつも青春さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「萩刈りを惜しむ声聞く通り道」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「萩刈られ明るく広がり風通る」(神戸市北区 マーブルさん)
    「萩刈れば陽がさしこみし吾が庭に」(姫路市 みよこさん)
    「萩刈るや街の喧騒 風運ぶ」(三田市 インコ・ママさん)
    「ポケットのカイロが温もる駅ホーム」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「香りたつ豆炭火鉢の焼き目刺し」(守口市 守口のタヌキさん)

    「紙漉きの和紙の伝統 後世に」(神戸市北区 たけしさん)
    「紙漉き場 昨夜の雪が降り積もる」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「紙漉きの部屋熱気立つや忙しき」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「紙漉きのしもやけの手で織りなす美」(神戸市垂水区 ちょい丸おやじさん)
    「紙漉きに古文書治し新しく」(茨木市 金龍五色さん)
    「紙漉きて卒業証書自作する」(池田市 うさこさん)
    「初雪の便り聞きつつ紙を漉き」(淡路市 お散歩おじさん)
    「寒冷に耐えて紙すき光る技」(川西市 心はいつも青春さん)
    「マスクして卒業証書の紙を漉く」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「紙漉きや世界に誇る和紙ここに」(三田市 キロマルさん)
    「紙漉きや額に汗し白い息」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「紙漉きの冷たさ耐えて技守り」(草津市 グリーゼ581さん)

    「師走来て未だコロナは衰えず」(池田市 うさこさん)
    「去年今年闇を浮彫り新コロナ」(三田市 インコ・ママさん)
    「年の瀬や喪中ハガキが今日も又」(姫路市 みよこさん)
    「かろうじて師走に吉報はやぶさ2」(三田市 インコ・ママさん)
    「幼き日 年の瀬感じた煤払ひ」(大阪市東住吉区 ラビットさん)

    今週の特選句は、

    「紙すきや吉野の里の6年生」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「中止でもこころに灯るルミナリエ」(川西市 心はいつも青春さん)

    でした。

    次回のお題は大掃除」「千鳥」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。