正倉院〜時を超えた世界の宝〜

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収録内容一覧

第一巻【愛と悲しみが遺した天平の至宝】約80分

楽毅論
楽毅論

■代表的な宝物

楽毅論、七条織成樹皮色袈裟 第3号、金銀鈿荘唐大刀 など

北倉の中に1250年余り伝えられてきた聖武天皇遺愛の品々。これらは光明皇后によって、西暦756年、聖武天皇の七七忌に東大寺へ寄進された。当時記録された目録、東大寺献物帳の記載に残るゆかりの品々は、聖武天皇、光明皇后の当時の生活ばかりでなく、最愛の夫に先立たれた光明皇后の深い悲しみまで伝える。

第二巻【崇高なる魂 〜守り人がつなぐ過去と未来〜】約80分

平螺鈿背円鏡 第11号/紫地鳳形錦御軾
平螺鈿背円鏡 第11号/紫地鳳形錦御軾

■代表的な宝物

鳥毛立女屏風第1扇〜第4扇、平螺鈿背円鏡 第11号、
紫地鳳形錦御軾 など

「1200年前の物だから些か心配したけれど、琵琶も香炉も今まで見たこともないような素晴らしさ。」明治5年、国家事業として初めて正倉院宝物の調査を命じられた日本の博物館創設者、町田久成は調査日記にこう記した。正倉院宝物の保存とその公開への軌跡を辿る。

第三巻【永遠の親子愛 豊かなる天平文化】約80分

白瑠璃碗/黄熟香〈蘭奢待〉
白瑠璃碗/黄熟香〈蘭奢待〉

■代表的な宝物

白瑠璃碗、青斑石鼈合子、黄熟香〈蘭奢待〉 など

東大寺の調度品、儀式で使われた道具、武器、馬具、遊戯具、書類など多用な宝物が納められた中倉。西暦728年、聖武天皇と光明皇后はお世継ぎの基親王を幼少で亡くすという悲劇に見舞われ、この頃を機に深く仏教に帰依するようになる。夫妻が悲しみを乗り越え、すべての人を救う大きな慈悲を示すため東大寺大仏を建立したのはそれから24年後のことである。

第四巻【祈りがつないだ世界 豊穣な感性】約90分

平螺鈿背円鏡 第2号/金銀花盤
平螺鈿背円鏡 第2号/金銀花盤

■代表的な宝物

平螺鈿背円鏡 第2号、金銀花盤、琵琶袋残欠 など

西暦752年、これまで我が国では例のないほど壮大で華麗な大仏開眼の法要が営まれた。その時に使われた儀式の道具類や世界中から集められた供物を入れた豪華な器などが数多く南倉に残されている。開眼供養の合間に披露された伎楽や舞も当時の面や衣装から華やかに甦る。

第五巻【心に響く天平の音色】約90分

紅牙撥鏤撥/桑木阮咸
紅牙撥鏤撥/桑木阮咸

■代表的な宝物

紅牙撥鏤撥、螺鈿紫檀五絃琵琶、桑木阮咸 など

正倉院には、いわゆる宝物だけではなく天平時代、実際に演奏で使われた楽器が多く残されている。七世紀以来、数代の天皇が次の天皇へと伝えた秘蔵の尺八なども伝わる。日本古来のものだけではなく、古代ペルシャやインドが起源の琵琶、メソポタミア文明が発祥の古代のハープ、箜篌(くご)など、貴重な八世紀の現物を伝える。

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