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  • 2019年6月11日(火) 10時00分 グルメ・レジャー

    「COOL JAPAN」に認定された摩耶山が今夏はおすすめ! 天上寺は33年に一度の御開帳の年

     この2019年5月には、「摩耶山の夜景」(瀬戸内海国立公園)が、一般社団法人クールジャパン協議会が開催する「COOL JAPAN AWARD2019」National Park部門で「COOL JAPAN」に認定された、神戸市灘区の六甲山地中央に位置する摩耶山。神戸の中心からほど近い標高702mの山が、今夏は特におすすめの観光スポットになる。

     今年は、「摩耶山」の名の由来となっている大本山摩耶山天上寺で、33年に一度、宮殿の扉が開く「秘仏三尊御開帳」の年。8月1日から8月15日まで(10:00-16:00)の開催期間中は、毎日3回(10:30~、12:00~、14:00~)、僧侶によるお清めの御加持と法話があるほか、御開帳記念のお札、期間限定の御朱印、記念品なども授与される。さらに、8月8日は、「観音様に向けて天から除災招福の星がくだる」という言い伝えがあり(別名:星降り会式)、この日はお昼から「四万六千日大祭」が催され、特に日付が変わる8月9日深夜0時にお参りをすると4万6000日分お参りした功徳があるといわれている。33年に一度の御開帳とあわせて、境内は行灯の光に包まれ、幻想的な雰囲気のなか、観音様を讃えて慈悲の徳を唱え、礼拝行と声明が繰り広げられる(通常の拝観時間は、9:00-16:00 詳細は電話078-861-2684)。


    大本山摩耶山天上寺

     また、摩耶山では、摩耶山を歩きながら歴史の痕跡に触れられる「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」を開催中。普段は立ち入り禁止である話題の廃墟で、「廃墟の女王」とも呼ばれている旧摩耶観光ホテルや、摩耶花壇、旧天上寺跡など、戦争や震災などを経て歴史遺構となった、摩耶山に点在する遺跡を、山道を降りながら紹介していくウォークツアーだ。今後の予定など、イベントに関する詳細は、主催の摩耶山再生の会まで(電話078-882-3580、メールはinfwo@mayasan.jp 営業時間は11:00-17:00 火曜定休、祝日営業、夏休み期間は無休)


    旧摩耶観光ホテル


    摩耶花壇

     なお、摩耶山上の展望台(掬星台)と麓を結ぶ、まやビューライン(摩耶ケーブル・摩耶ロープウェー)へは、六甲・摩耶急行バスの利用が便利。三宮・新神戸からまやビューライン・六甲ケーブルをつなぐ急行バスとして、4月20日から11月30日まで運行されている。急行バスの運行期間中は、三宮・新神戸から六甲山・摩耶山の山上までの公共交通機関をお得に利用できる企画乗車券「六甲・摩耶1dayチケット」(大人1700円、小児850円)も販売。詳細は神戸市交通局ホームページ特設サイト(http://www.city.kobe.lg.jp/life/access/transport/bus/event/2019kyuko_rokko_maya.html)に掲載されている。


    神戸観光局

    (以上、画像提供:神戸観光局)