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山崎整の西播磨歴史絵巻

番組内容

山崎整が兵庫県西播磨地域の歴史の魅力をお伝えします。

放送は終了しました。ご愛聴いただき、ありがとうございました。

  • 2020年11月8日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑰斑鳩寺

    2020年11月3日(火) 放送 / 2020年11月8日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの17回目です。西国街道を西から東へ揖保川を渡り、さらに林田川を越えると斑鳩寺と共に栄えた太子町の鵤宿です。参勤交代の大名らも本陣に泊まった宿場ではありましたが、あくまで門前町で宿駅の機能が無かったのは、『行程記』にもわざわざ「駅にあらず」と記している通りでした。

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  • 2020年11月1日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑯鵤宿

    2020年10月27日(火) 放送 / 2020年11月1日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの16回目です。太子町の立岡山(たつおかやま)にある石蜘蛛(いしぐも)城を取り上げます。2020年1月から2月にかけて一度取り上げましたが、少し復習しておきます。山城の築城より随分昔の話が『播磨国風土記』に記されており、「応神天皇がこの山に登り、四方を眺めて国見をした」とされる「御立(みたて)(おか)」が立岡山だとしています。

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  • 2020年10月25日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑮林田川

    2020年10月20日(火) 放送 / 2020年10月25日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの15回目です。西国街道を西から東へ揖保川を渡ると、たつの市揖保町門前にある宝林寺辺りは、京都・大徳寺の開祖として知られる大灯国師生誕地でした。さらに東へ向かうと、南北に流れる林田川に誉鳩(ほんきゅう)橋が架かっています。西側の揖保川に比べると随分川幅は狭いのですが、かつてはこの林田川が付近の地名から阿曽川と呼ばれ、揖西郡と揖東郡を分ける郡境になっていました。現在は林田川の西がたつの市揖保町で、東側は揖保郡太子町へと変わりました。

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  • 2020年10月18日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑭大灯国師生誕地

    2020年10月13日(火) 放送 / 2020年10月18日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの14回目です。「室津道」から元の西国街道に戻り、たつの市揖保川町正条から揖保川を渡り東へと向かいます。ひなびた所に意外な大人物が生まれていたケースはまれにありますが、たつの市揖保町門前もそんな驚くべき村でした。何と宝林寺の前に「大灯国師生誕地」の石碑があります。大灯国師と言えば、京都市北区の大徳寺を開山したことで知られる高僧です。

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  • 2020年10月11日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑬遊女発祥の室津

    2020年10月6日(火) 放送 / 2020年10月11日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの13回目です。たつの市揖保川町正条から室津港に至る「室津道」をたどってきましたが、いよいよ終着の室津です。この『行程記』は、一般向けの旅行ガイドではないため、名所旧跡があまねく網羅されているわけではありません。あくまで萩藩の参勤交代の際に役立つ情報を厳選している関係で、あまり関係のない赤穂城下などは簡単に、逆に寄港する港町などは詳しく触れられています。例えば、現在では瀬戸内航路の要衝ではなくなっている坂越港などが手厚いのはそのためです。

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