文化の日の昨日は箕面大滝に行ってきました。11月とは思えない陽気の行楽日和となり紅葉の見ごろにはまだ早いものの多くの人たちが訪れていました。
半袖姿の人も結構いました。外国人客が多かったですね。
落差33mの日本の滝百選にも選ばれた滝です。
滝の右側の岩の中にあるものを見つけました(写真中央の丸い小さな点のようなもの)
なんとスズメバチの巣!バスケットボールくらいの大きさでしょうか。こんなところに巣を構えるとは・・・
箕面大滝までは阪急箕面駅から整備された滝道をまっすぐ歩きます。起伏もほとんどなく歩きやすい2.8kmの距離。歩いて40分ほどです。途中に歴史ある瀧安寺(りゅうあんじ)があります。
日本四弁財天のひとつになっていて約400年前に「箕面の福富」を発行したことから宝くじ発祥の寺といわれているそう。年末ジャンボに期待!灯篭の台座には猿や龍の彫り物がありました。
像といえば滝道から見上げる場所に野口英世像がありました。
山道の階段を上った場所に立っています。
野口英世がアメリカから帰国した際に母とともに箕面を訪れたそう。その際の出来事がきっかけで像が建てられたようです。
詳しくは箕面観光サイトをご覧ください。
この日は「山とみどりのフェスティバル」が開かれていて滝道の途中で「滝ノ道ゆずる」に出会いました。
ゆずともみじの里・箕面をPRするために誕生したゆずのキャラクターだそう。立ち止まってポーズをとってくれました。
今回であった虫たち。
11月だというのにまだ虫たちは活動していました。
さて肝心な紅葉はというとまだまだ。
ようやく一部の木々の葉が色づいているくらいです。
紅葉スポットとしての箕面大滝の見ごろは今月中旬以降でしょう。その頃には夜間ライトアップもあるので時間帯を選んで紅葉狩りを楽しむのもよさそうです。
滝道には土産物店やおしゃれなカフェ、食事処が点在しています。喉が渇きお腹も空いたのでお食事処「つる家」へ。
まずはご当地の箕面ビール。
アテはおでん盛り合わせ。
そして名物そうめんそば。そうめん生地にそば粉を練りこんだ麺だそう。確かにそばとも違う食感。山菜が入ったあっさり美味しい一品でした。
点在するお店で売られているのが箕面名物「もみじ天ぷら」
もみじの葉を洗って1年以上塩漬けし、塩抜きした後に衣をつけて油で揚げたもの。
ごまの風味が効いた揚げ菓子ですがビールのあてに良いものです。
大滝もですが箕面の街も散策すると面白そうです。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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バスツアー最後の訪問先は石見の国「川本町」。島根県のど真ん中に位置する町で旧三江線の石見川本駅跡を訪れました。この日スケジュールが押していましたが、午後2時過ぎにバスが到着する頃には川本町の野坂一弥(のさかかずや)町長をはじめ、川本町観光協会の方々が手を振って歓待していただきました。
石見川本駅跡のホームでまずは野坂町長に挨拶いただきました。
今回の旅行手配でお手伝いいただいた川本町観光協会の大久保一則さんにも挨拶いただきました。
そして元JR西日本の運転士の那須野謙(なすの・けんじ)さんが駆けつけてくださいました。
那須野さんは1972年に三江線粕淵駅で鉄道員人生をスタートし、50年近くの間山陰線や三江線で運転士を務めた大ベテランで、5年前の2018年3月31日の三江線最終列車の運転士でもありました。
三江線は広島県の山間部にある三次(みよし)駅と島根県の山陰本線江津(ごうつ)駅を結ぶ約108㎞の路線でした。
廃線後の各沿線自治体は三江線を貴重な鉄道遺産として観光に活かす取り組みをしています。
川本町では足漕ぎ式レールバイクがあります。
早速参加者は順次ヘルメットをかぶってレールバイク体験
皆子供の頃に戻ったような表情
わずかな距離でも自分の足で漕いで進んだりバックしたりと楽しいひと時を過ごしました。
もちろん私も体験
車両の整備場所だったところ。もう1台レールバイクがありました。
今回は操作する様子は見ることができませんでしたがこのレバーでポイント切り替えが行われます。
山の中腹に鎮座する「米食い岩」。川本町の民話に登場する岩で以前はもう少し大きかったような・・・
旧石見川本駅の駅舎には島根中央信用金庫川本支店が営業を行っています。その前で野坂町長と写真撮影。
駅舎の表札などは昔のまま
きっぷ売り場。1972年(昭和47年)に起きた江の川の氾濫で大きな被害を受けた川本町ですが、ここまで水が来たという高さを示す看板もそのまま。
待合室だった場所。ワークショップやコンサートなども行われているようです。
参加者揃ってレールの上で記念撮影
バスの出発前に川本町社会福祉協議会長の三上能人(よしと)さんに挨拶いただきました。実は私の従兄です。
滞在時間は1時間弱という短い時間でしたが、橋を渡りバスの姿が見えなくなるまで手を振って見送っていただきました。
町の中心部を流れる江の川
そういえば石見銀山から川本町へ向かう道でバス車内から猿を見かけました。川本町にはそれなりの数の猿がいるそう。繁殖力がありひょっとすると町人口並みの3000匹いるかもとのことでした。
川本町の物産を買いに道の駅「インフォメーションセンターかわもと」へ
川本町の特産品は健康食品として注目される「えごま」。えごま油をはじめえごま調味料、えごま茶、えごまふりかけ、えごまワッフルなど関連商品がたくさんあります。
今回のツアーで立ち寄った道の駅で購入した記念きっぷは2枚でした。
バスは大朝から浜田道・千代田ICから中国自動車道を通り岡山県新見市の大佐SAで休憩。
幟が目に留まりお腹も空いていたので食べることに。
具材に肉に野菜、卵が入ったラーメン
ややピリ辛の美味しいラーメンでした。
このあともトイレ休憩を挟みながら播但道、第二神明、阪神高速を通って一路神戸へ。
午後8時半過ぎに無事神戸駅前に帰着。一泊二日とはいえバスの遠路旅お疲れさまでした。なおサンコウつながりで参考までに三江線の走っていた頃の様子はこちらのブログ記事をご覧ください。
JR三江線の旅① | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
JR三江線の旅② | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
JR三江線の旅③ | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
我が家の三江線
三江線「神楽号」模型 | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp) -
バスツアー2日目の朝。曇り空の中三瓶山(さんべさん)が見えました。
琴引ビレッジ山荘の朝食
しじみの味噌汁に癒されました。
食後のコーヒーを飲み午前8時に山荘を出発。
憩いの郷衣掛荘の宿泊チームを迎えに向かいます。バス車内では添乗する芥川治さんが朝の挨拶。
15分ほどで到着。
参加者全員が揃ったところで荷物はバスに積んで朝のさわやか散歩に出発。
赤名の町は私が産声を上げたところです。正面の山は標高631mの衣掛山(きぬがけさん)。山頂には赤穴瀬戸山城という山城がありました。
この日の気温は12℃。やや肌寒い朝でした。
飯南町は中国山地にあり豪雪に見舞われる地帯。ゆえに信号機は縦置き。
赤穴(あかな)八幡宮
赤名と広島県の三次市内を結ぶ備北交通の路線バスが待機していました。1日4往復運行されています。
運転席には女性運転手の姿が!カメラを向けると笑顔でVサインを送ってくれました(^_-)-☆
赤名地域は備後、石見、出雲の境目にあり戦国時代たびたび戦場となった場所です。
尼子毛利の古戦場跡
飯南町観光協会の芥川治さんの解説を聞く参加者
赤穴八幡宮へお詣り
参加者が眺めているのは境内にある木の枝
杉の木の幹に隣の銀杏の木の枝が貫通しています。
しかも2本も!専門用語では「連理(れんり)」というそうで非常に珍しいものだそう。
創建770年の出雲八所八幡特別神社です。
境内には大きな夫婦杉(大元杉)があります。
樹齢約1000年といわれている古木です。夫婦杉に異種の連理と、ご縁ある仲睦まじい木々がそびえる境内なのです。
体色が変化したニホンアマガエルがいました!
昭和天皇も50年前に訪れられた場所なのですね。
このあとはりんご狩りを楽しむために赤来観光りんご園へ向かいます。
島根県飯南町&川本町バスツアー報告つづく・・・ -
世羅ワイナリーを出発して飯南町に向かいます。
途中JR三江線の廃線跡が見えました。橋梁の大半は今なお残っているようです。
トイレ休憩のため「道の駅ゆめランド布野」へ。ここは道の駅記念きっぷの取り扱いはありませんでした。
「権八」という布野出身力士の石像がありました。
稲生もののけ話があるようです。
その横には「怪しげな石」がありました。
ただの力石ではなく権八の前に現れた「石の妖怪」と・・・
飯南町内に着くなりバス車内で特産品の舞茸が配られました。
当初の予定だった工場見学が出来なくなったお詫びにと配布されたものでした。煮物や炊き込みご飯などに使いやすいフレーク状の乾燥舞茸です。
赤名湿地に到着。ここは県内最大の規模を持つハンノキ林とその下に生育する湿地性植物や昆虫類が貴重であることから、島根県自然環境保全地域となっています。見ごろは春4月ごろから7月上旬にかけてとのことですが、この時期でも色々楽しめました。
(※花の写真を掲載していますが、その先にはカナヘビや大型クモの写真があります。苦手な方は閲覧ご注意ください)
人数が多いので2班に分かれて散策。ガイドは島根県自然保護レンジャーの門脇勝二さん
もう一人は飯南町森林セラピーガイドの会会長で森林セラピストの荻野英明さん
林の中
木道を歩きます
サワヒヨドリ
男郎花(オトコエシ)
ツリフネソウ
サルビアの原種
ミゾソバ
ムラサキシキブ
長尾池
池のほとりを歩きます。
池を眺める参加者
こんな池の光景
足元には白いキノコが生えていました。
こんな大きさのものも!残念ながら食用ではないようです。
ここから森で出会った生き物写真を
モリアオガエル
カナヘビ
ジョロウグモ
結構大きなクモでした。
再び集合して出発
このあとは特産品ブランドのさつまいも「森の絹」の圃場見学へ。
島根県飯南町&川本町バスツアー報告つづく・・・ -
先月23日の土曜日は「くにうみの日」でした。伊弉諾神宮で「神楽祭」が開かれるこの日、午前中に沼島(ぬしま)に渡りました。
南あわじの土生(はぶ)港から沼島汽船に乗ります。乗船料金は大人片道480円、往復で920円
往路の船は「しまちどり」
土生と沼島の間を10分ほどで結んでいます。
広島県尾道市にある瀬戸内クラフト社製の56トンの船で旅客82人・船員4人の86人乗り
港の消波ブロックには間隔を置いて海鳥が陣取っていました。
何年かぶりの沼島再訪です。
あっという間に到着
沼島漁港
沼島は国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つです。淡路島の太平洋側に浮かぶ小さな島で、上空から見ると勾玉の形をしています。沼島の「沼」は国生み神話の「天の沼矛(あめのぬぼこ)」に由来するという説もあります。
漁港にほど近い沼島八幡神社。海上安全・四季豊漁の神様です。
「八角井戸」沼島では井戸のことを「川(かわ)」と呼ぶそう。吉相を示す八角の形をした井戸で、これまで一度も枯れたことが無いといわれ今でも生活用水として使われているそう。
この日は島の小学校の運動会が行われていました。
こんな看板が!淡路にはイノシシはいないと聞いていましたが、近年本島にも沼島にも数頭いるそう。海を渡ってきたのですね。
上空には関空便の旅客機が次々飛来(写真は韓国LCCの「T’Way航空」のB737-800)
島の中央を突っ切る道を進んでいくと目の前が開けてきました。
目の前は太平洋につながる海!
そしてこれが「上立神岩(かみたてがみいわ)」
矛先の形をした島のシンボル。「天の御柱」といわれる高さ30mの岩で、イザナギ・イザナミの二神あ降り立って夫婦の契りを交わした御柱といわれています。
この日はあまり時間がなく再び港に向かいます。島のいたるところに海抜表示板がありました。南海トラフ地震が起きると津波の危険があり高台へ避難をしなくてはなりません。
風見鶏ならぬ「風見鯛」。風に吹かれて右に左に動いていました。
島のマンホール蓋
島内で昼食をと海鮮・漁師料理の店「水軍」へ。
ハモのフライ。身が厚く美味しいフライでした。
この日は予約一杯で名物の海鮮丼が注文出来ず「ネギトロ丼」にしました。
復路の船は「しまかぜ」。「しまちどり」と同様の56トンの船です。
アオサギ(若鳥)が見送ってくれました。
つかの間の沼島滞在でした。
土生港に到着すると郵便車が待っていました。人を運ぶだけでなく生活物資や郵便物などの輸送も船が担っているのですね。