6月27日のゲストは、朗読家の鍋島奈穂子さん(左)と山木梨可さん(右)にお越しいただきました。

お二人も参加している朗読グループ「こえのとびら」が手掛ける、平和を願うチャリティーコンサート「重なる祈り、つながる声」が、昨年に続き今年も7月31日に芦屋ルナホールで開催されます。
これは、被爆ピアノの音色と朗読、絵本、音楽を組み合わせた心揺さぶる朗読劇です。

企画の背景には、ウクライナ戦争など、現代における「戦争の現実」への危機感があります。語り継ぐ人が減る中、若い世代に平和の尊さを伝えることを目的に、子どもでも理解しやすい絵本を用い、戦争体験や特攻隊の物語などを朗読。
さらに、実際に広島で被爆し修復された「被爆ピアノ」が登場し、舞台に深いリアリティと感動をもたらします。
この催しは、日本赤十字社を通じたチャリティーイベントでもあり、収益は紛争地の医療・食料支援に活用されます。親子での参加も歓迎されており、夏休みの自由研究や読書感想文の題材にも最適です。
また、こちらも「こえのとびら」が手掛けている「谷崎潤一郎朗読コンテスト」も11月に開催予定。
今年の課題は『細雪』『刺青』『陰翳礼讃』の三作で、一般・学生・初心者など幅広い層が参加可能です。
応募は音源提出からスタートし、本選は芦屋ルナホールで行われます。
平和の大切さを朗読と音楽で感じられる貴重なイベント。
詳細・申込はこちらから
「こえのとびら」公式サイト