リポート

新長田で「下町芸術祭2023 COMMONS HACK」開催

2023.11.05

神戸・新長田に点在している様々な場所を舞台に、現代アートの展示やパフォーマンス表現を行う「下町芸術祭2023 COMMONS HACK」が11月3日からはじ まり、11月19日まで開催中です。

市場や商店街、漁港など独自の下町文化がある新長田。そんな味のあるまちなかに、最近では若手のクリエイターやアーティストが多く移住してきています。下町芸術祭は、阪神淡路大震災から20年経った2015年から2年に1度開催し、クリエイティブなまちとして新長田の魅力を高めています。

今年のテーマは「COMMONS HACK」。HACKという言葉には<うまくやり抜く、耕す、切り開く>というような意味が込められていて、街や地域の共有財産をうまくHACKする作品が集まっています。

二葉じぞう広場(まちなか防災空地)での作品、中村岳さんの「遡及空間」。

インドネシア出身のEla Mutiaraさんはダンス、パフォーマンス・アート、ダンス・フィルム、インスタレーションを通して表現。

神戸市長田区駒ヶ林町にあるワタナベモモコさんの作品「house」

芸術祭では新長田の地域の個性でもある「多文化共生」を活かす展示も。表現ジャンルのみならず、業種やコミュニティの垣根を越えて、地域が協働して開催しています。

右から新長田アートコモンズ実行委員会 委員長 小國陽佑さん、Ela Mutiaraさん、実行委員会の横堀ふみさん、神戸市長田区地域協働課 平野陽子さん、レポーターのマジョリ缶 いしだ、まゆぞー

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下町芸術祭2023 COMMONS HACK

2023.11.5 放送分