リポート

神戸の若きキノコ博士

2018.03.21

 

今週の「神戸魅力人」は、神戸の若きキノコ博士、和田匠平さんにおこしいただきました!!

 

 

和田さんは神戸市在住の15歳。3月に中学校を卒業し、この春から、高校生!

 

その和田さんは、砂浜のきのこの研究で去年

「第60回日本学生科学賞 中学校の部 内閣総理大臣賞」を受賞したキノコ博士!

社会・文化・スポーツの各分野で活躍した青少年に送られる第37回こうべユース賞にも今年度選ばれました!

 

和田さんとキノコの出会いは、よちよち歩きの頃。

2歳のころに公園できのこを発見したことから、その神出鬼没さに魅了され、きのこ探求の道が始まったんだとか。

 

いまではリビングの一角にきのこ専用冷蔵庫が置かれるほどに。

自宅には1000以上にも及ぶ、自ら採取したキノコの標本もあるんだそうです…!!!

 

現在は地元のきのこ研究会や、いくつかのきのこの団体に所属して、勉強、研究。

小1で地元の「兵庫きのこ研究会」に入会し、さらに知識を深めていらっしゃいます。

小3のときに見つけた西表島の2種のきのこ(「ミナミホホタケ」「シロスナホウラタケ」)を

『南西日本菌類誌 軟質高等菌類』(東海大学出版部)にて共著者として発表もされており、

今は環境が整った砂浜に生息する「スナジホウライタケ」を研究中。

 

沖縄や新潟など、全国津々浦々の砂浜をまわって生態を研究さています。

 

今後も研究をすすめ、多角的にキノコの生態について考えていくという和田さん。

これからもその熱い気持ちと強い意欲で、キノコを研究し尽くしてください!!!!