リポート

”えき”と”まち”をつなぐ新空間!「神戸三宮阪急ビル」グランドオープン

2021.04.25

神戸の中心地・三宮の新たなランドマークとして「神戸三宮阪急ビル」(神戸市中央区)が26日に開業します。神戸市では、「えき」と「まち」をつなぐ、他都市からの玄関口にふさわしい便利な「えき=まち空間」をつくろうと三宮の再整備を進めており、その先陣を切るのが「神戸三宮阪急ビル」です。

オフィスフロア15階には、神戸市では初となるビジネス交流拠点「ANCHOR KOBE」(アンカー神戸)がオープン。神戸の地場ものづくり企業や、スタートアップ企業、大学などが集結し、ビジネスの連携ができる施設となっています。

番組では神戸市 イノベーション専門官の松山律子さんにお話をうかがいました!

「ANCHOR KOBEのコンセプトは『走らせる、わたしの思考。』 何か日ごろアイデアを持っていたり、現状打破したいと思っている人たちが集まって利用してほしい」(松山さん・左)

 

ANCHOR KOBEは個室を設けないオープンスペース。社会や企業が抱える課題に対して解決策を探り社会実装に挑戦する「CHALLENGE」プログラムや、即戦力となる人材創出プログラム「ACADEMY」など、様々なプログラムが展開される

低層部の外観は、旧ビルの手書き設計図資料を参照するなど、長らく神戸市民に親しまれてきた旧ビルのデザインを取り入れ、円筒形の立面や大きなアーチ型の窓などヨーロッパの建物を彷彿とさせる

地下2階~地上3階には、計35店舗からなる商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」が誕生。駅高架下は、エキゾチックで賑わいあふれる新しい横丁街に

4階~15階はオフィスフロアとなり、17階~28階には株式会社阪急阪神ホテルズが運営する宿泊主体型ホテル「レムプラス神戸三宮」が開業

 

最上階29階にはカフェレストラン神戸望海山(のぞみやま)、ウイスキーボトルバーデンサンノミヤがオープン。360度神戸のパノラマを一望できる絶景が魅力

【神戸三宮阪急ビル DATA】
住所 〒650-0001 兵庫県神戸市中央区加納町4丁目2番1号
営業開始 2021年4月26日(月)

※4月25日に発出された緊急事態宣言を受け、神戸三宮阪急ビルの各店舗は営業時間の短縮などを実施しています。最新情報は各店のHPなどをご確認ください。

ANCHOR KOBE
EKIZO神戸三宮

2021.04.25 放送分