日本の文化ともいえる「銭湯」をもっと活用してほしいと、神戸市は、市内の銭湯を大人と子どもで利用するとお得になる「地域子育て入浴割引」を、今年も6月からスタートさせました。これまでは親子に限定していましたが、今年は親子に限らず「大人と子ども」であれば一緒に利用できるようになっており、より多くの人たちに神戸の銭湯に親しんでもらえるようになっています。

番組でお話をうかがった、神戸市健康局環境衛生課の東順子さんは「銭湯は地域の人が一緒に入るお風呂で、いろいろなマナーや“大人の所作”なども学べる場。そんな銭湯に、子どものうちに行くことで、世代を超えた地域の関わりを深めてほしい」と話し、同課の西巻秀人さんも「神戸には素敵な銭湯がたくさんある。ぜひ利用して、これをきっかけに、若い世代にも銭湯をもっと身近に利用してほしい」と呼びかけていました。

神戸市健康局環境衛生課の東順子さん（中央）と、西巻秀人さん（右）。左はレポーターのぷりん亭芽りん。

【DATA】
〇事業名　　地域子育て入浴割引（銭湯利用促進事業）
〇対象　　　神戸市内32箇所の一般公衆浴場（いわゆる昔ながらの銭湯）
〇割引内容　大人と子どもで銭湯を利用すると、子ども（18歳以下で神戸市在住に限る）の入浴料金が無料に。
さらに、子ども一人につき、大人一人の通常料金が半額（450円が220円）に割引。
〇申し込み方法　インターネットで電子申請が必要（詳しくは神戸市ＨＰ参照）。銭湯で使用できる最大年40回分の電子チケットを交付

・申込み受付期間　2021年6月1日～2022年2月15日
・チケット利用期間　2021年7月1日～2022年3月31日
※利用開始月の前月15日までに申し込みが必要です
※予算超過次第、利用期間の途中で事業を終了する可能性があります。予めご了承ください。

【LINK】
〇神戸市ＨＰ　地域子育て入浴割引（銭湯利用促進事業）
〇市内32箇所の銭湯⼀覧（兵庫県公衆浴場業⽣活衛⽣同業組合Webページ）