神戸から飛び立った画家たちが見た異国 神戸ゆかりの美術館で「世界周遊」展
2021.08.15
神戸六甲アイランドにある「神戸ゆかりの美術館」(神戸市東灘区)では、企画展「世界周遊~神戸ゆかりの画家たちが見た外国風景~」が9月12日(日)まで開催中です。コロナ禍により世界中で人々の移動の自由が制限されている状況ですが、絵の中で海外を訪れた気分を味える企画展となっています。
神戸ゆかりの美術館といえば、海外を取材した神戸ゆかりの画家による作品を数多く所蔵。
戦前パリに渡った金山平三、古家新、田村孝之介が戦中戦後に描いた絵。そのあとは神戸市東灘区に長年住み、近年世を去った中西勝、長尾和の作品。そしてフランスに渡った、小松益喜、関口俊吾、青木一夫。最後にはイメージで描いた外国としてドン・キホーテをテーマとした貝原六一、都市と女性を組み合わせて描いた南和好など……。23人の画家たちの作品82点と、アカデミー・バー壁画を展示。画家たちが世界のどの地域に関心を寄せ、描きたかったのか、画家たちの眼を追体験できる内容です。
【DATA】
◆企画展「世界周遊~神戸ゆかりの画家たちが見た外国風景~」
・会場:神戸ゆかりの美術館(兵庫県神戸市東灘区向洋町中2丁目9-1)
・会期:9月12日(日)まで
・入館料:一般200円、大学生・65歳以上100円
・開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
・休館日 月曜
・問い合わせ 電話078-858-1520
(政府の新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」発令により開催時間など変更の場合があり)
【神戸ゆかりの美術館 公式HP】