リポート

外国人支援拠点「神戸国際コミュニティセンター」新長田に移転オープン

2021.10.24

神戸市在住の外国人向けに、日常の生活や在留資格の相談、日本語学習支援などを行う「神戸国際コミュニティセンター」(KICC)が、長田区に移転オープンしました。

場所は新長田の「アスタくにづか」1番館南棟1階と4階。

現在、神戸市内には約4万8千人の外国人が在住しており、今後もいっそう外国人支援の充実が求められるなかで、KICCでは10種類以上の多言語での窓口・電話相談やホームページでの情報提供、入国在留許可などの行政手続きに関する相談に対応するほか、区役所からの依頼に応じて電話やタブレットを用いた多言語相談などを行います。

神戸市では、KICCの新長田移転だけでなく、三宮や御影にも日本語学習支援を行う「にほんごプラザ」も新設。今後は、阪神・淡路大震災以降にできた外国人支援を行うNPO法人やコミュニティと連携を進める予定です。

公益財団法人神戸国際コミュニティセンターの甲斐隆弘さん(左)は「外国人支援を行う交流拠点を通して、新たな人の流れができ、まちのにぎわいづくりにもつながれば」と話す。

2021.10.24 放送分