リポート

外来カミキリの影響深刻 アプリを使った市民参加の捜索作戦がスタート

2022.05.29

環境問題への関心が世界的に高まっているなか、神戸の自然環境でも深刻な状況が生じています。

「ゴマダラカミキリ」といえば子供たちの虫取りでも人気の虫ですが、日本固有のカミキリムシであるゴマダラカミキリに非常によく似た、外来種の「ツヤハダゴマダラカミキリ」が急速に増えているそうです。特に、公園の樹木や街路樹などが食べられて枯れてしまう「食害」被害が問題で、神戸市は対策としてこの夏、動植物判定アプリを活用した市民参加型の生態調査や昆虫採集イベントや「カミキリムシ回収ポスト」の設置などで、ツヤハダゴマダラカミキリの駆除に乗り出します。

番組では、神戸市環境局自然環境課の担当者に詳しいお話をうかがいました!

神戸市環境局自然環境課の武田敦之さんと。

一見見分けのつかないツヤハダゴマダラカミキリ(左)とゴマダラカミキリ

【LINKS】

・「六甲アイランド内で確認された外来種(ツヤハダゴマダラカミキリ)について」(神戸市HP)
・「スマホでできる生物調査をしてみませんか?~アプリを使って外来カミキリを捜索せよ~」(神戸市HP)

※さらに詳しくは、ラジトピ:”神戸で外来生物「ツヤハダゴマダラカミキリ」の影響深刻 6月から市民参加型のイベントで駆除作戦展開“をご覧ください

 

2022.05.29 放送分