リポート

食後のお風呂は時間をあけて 冬場はヒートショックと入浴事故に注意を

2023.01.22

神戸市消防局救急課の河野多加志さん(左)と北消防署の横江専之さん(中央)。右はパーソナリティのクマガイタツロウ。

寒い日が続いていますが、そんな冬に気を付けていただきたいのが入浴事故とヒートショックです。

「ヒートショック」は急激な温度変化による血圧の変化によって、体に大きな影響を及ぼすこと。冬場の浴室や冷え込みやすい脱衣所、トイレなどでも注意が必要で、脈拍が速くなったり、一時的に脳虚血状態になり意識消失したりするなどの症状が特徴です。

神戸市でも、2022年に入浴時の事故として629人の方が救急搬送されており、そのうちの8割が65歳以上の高齢者だったとか。

そこで今週は、神戸市消防局救急課の河野多加志さんと北消防署の横江専之さんに、入浴事故やヒートショックを防ぐために気を付けることなどをうかがいました。

「暖房器具などを使って脱衣所を温めて浴室との温度変化を少なくしておく」・「熱めのお湯設定を避け、38°Cから40°Cに設定して入浴」などすぐにできることがたくさんあります。食事の後すぐのお風呂を避けるのも有効とは驚きでした。詳しくは番組をお聞きください!

神戸市消防局のヒートショック啓発ポスター。この広報活動は、消防機関としては初めてJAA広告賞 屋外・交通広告部門メダリストを受賞した。

【LINKS】

・入浴事故とヒートショックにご注意を!(神戸市HP)

 

2023.01.22 放送分