リポート

子どもたちを孤独・孤立から守る 神戸市の子ども・若者ケアラー支援の取り組み

2023.01.29

「子どもが本来持っている権利を守り、孤独、孤立に陥ることがないように支援していきたい」と話す神戸市こども家庭局家庭支援課長の水野祐司さん(左)。右はパーソナリティのクマガイタツロウ。

 

本来であれば大人が担うと想定される家事や家族のケアを日常的に行っているために、学校生活に支障が出るなどの問題を抱えている「ヤングケアラー」。近年、そんな若者たちのための支援が全国的に注目を集めています。

神戸市では、18歳未満の子どもだけでなく、20代も施策の対象に含めていることから、市民に伝わりやすい名称として「こども・若者ケアラー」と呼び、相談窓口の設置や、必要に応じて食事や清掃の支援を行うヘルパー派遣に取り組んでいます。

2021年6月には「こども・若者ケアラー 相談・支援窓口」を神戸市総合福祉センター1階に開設。昨年12月までのおよそ1年半の間に283件の相談があり、それぞれの支援に繋げています。
番組では、神戸市こども家庭局家庭支援課長の水野祐司さんにお話をうかがいました。

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◇「神戸市 こども・若者ケアラーへの相談・支援」について
【こども・若者ケアラーへの相談・支援】

2023.01.29 放送分