リポート

六甲山の手入れで残った間伐木材を子ども服へアップサイクル

2023.06.25

神戸市では、六甲山の森を守り、木材の資源を有効活用する取り組みを、全国各地の企業が参加する「一般社団法人アップサイクル」と連携して行っています。その連携の中で、紙資源と六甲山の間伐材から紙糸を作り、繊維製品へのアップサイクルに取組んでいます。

六甲山といえば、神戸のシンボルであり、観光名所でもありますが、森の保存や育成には、木を間引きして密度を調整する「間伐」などの手入れが必要です。間伐を行わないと、光が差し込まない、下草が生えにくくなる、土砂崩れが起こり やすくなる、高齢の木々ばかりになるなどの問題があります。

しかし、林業を行う人の減少や、間伐材が余っているなどの問題がおこっています。

そんな中で神戸市は「一般社団法人アップサイクル」と連携して、全国ではじめて紙パッケージと間伐材を“アップサイクル”し、子ども服を神戸の子供たちに届ける取組みを行いました。

六甲山の森を保存し次世代に繋げるためにどんな事が出来るのか、神戸市 企画調整局 東京事務所 濱住康弘さんに伺いました。

【LINKS】

紙資源・間伐材のアップサイクルと六甲山のPRに取組みます~資源有効活用プラットフォーム「一般社団法人アップサイクル」と連携~

紙資源や間伐材を衣服にアップサイクルするプロジェクト「TSUMUGI」(一般社団法人アップサイクル)

2023.06.25 放送分