リポート

25周年の「神戸医療産業都市」一般公開イベント開催 スパコン富岳や研究室ツアーも

2023.09.24

「神戸医療産業都市」は1995年の阪神・淡路大震災からの復興プロジェクトとして、その3年後の1998年に歴史をスタートしました。25年が経って、研究機関・大学、病院、企業・団体がポートアイランドに多数集まって、日本最大級の医療産業都市へと成長し、世界が注目する研究成果も生まれています。

11月3日に医療産業都市の一般公開が行われます。神戸医療産業都市にある研究機関・大学、病院、企業・団体が施設を公開して、参加者が見学や体験を行うことができる年に一度のイベントです。入場は無料。実験体験、健康計測、研究室や病院の見学ツアー、研究紹介のセミナーなど、20以上のイベントがあって、9月15日から事前申込が始まっています。事前申込なしで当日参加できるイベントも多数あります。

計算科学研究センターでは、スーパーコンピューター「富岳」のある計算室に実際に入って、「富岳」を間近に見ることができるツアーを実施します(WEBでの事前予約が必要)。 他にも研究者や技術者から直接話を聞く事ができるコーナーなど、さまざまな企画があります。

児童・学生向けの見学・体験が多数あるほか、ネットやゲーム依存という最近の社会課題に関するセミナーや、認知症関係のセミナーもあります。

神戸医療産業都市推進機構 経営企画部 広報戦略課 課長代理 サイエンス・コミュニケーター 井上千浩さん、理化学研究所 生命機能科学研究センター 広報担当 高橋涼香さん、理化学研究所 計算科学研究センター 広報ご担当者。

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神戸医療産業都市 一般公開2023

2023.09.24 放送分