リポート

「神戸モダン建築祭」11月24日から26日 初開催

2023.11.12

11月24日(金)〜26日(日) の3日間、神戸に現存する貴重な約30件のモダン建築を一斉公開する「2023年神戸モダン建築祭」が初開催されます。エリアは北野・山手、三宮・元町・港湾エリアなど。公開される建築物は、神戸の歴史や文化を感じられる“神戸らしい”ものばかりです。

この度公開される建築物のひとつ「神戸港新港第四突堤Q2上屋」は、1932年(昭和7年)に竣工され、国際貿易港である神戸の港湾施設として、乗船チケットの売り場や、待合所として使用されていた建物です。現在は一般の人は、普段は入ることが出来ませんが、今回のモダン建築祭で内部に入ることが出来ます。

他にも、長らく非公開だった北野町の異人館「シュウエケ邸」や、「中華民國留日神戸華僑總會」 、「日本基督教団 神戸栄光教会」など。

期間中の公開建築は、パスポートを提示することで見学できます。パスポートはオンライン決済で2,000円。セブン-イレブン店頭購入で2,500円です。期間中は自由に建築物に入ることができますが、より詳しく建築について知りたいという方には、建築祭実行委員の建築史家が、公開建築の見どころ、特徴、歴史背景などを自在に語るオーディオガイドを無料公開しています。また現地で建築について質問が出来る場所もあります。

神戸港新港第四突堤Q2上屋にて、右から神戸モダン建築祭実行委員会 実行委員長の松原永季さん、レポーターのくわがた心、神戸市都市局景観政策担当 部長の岡本知佳子さん

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神戸モダン建築祭

2023.11.12 放送分