リポート

家庭の温室効果ガス排出量はどのぐらい?「こうべ省エネチャレンジ」

2024.01.21

神戸市は地球温暖化防止へ向けて、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指しています。そのために温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる「カーボンニュートラル」の取り組みや、次世代エネルギー「水素」の利用、脱炭素型ライフスタイルを提案しています。

その取り組みの一環として現在「こうべ省エネチャレンジ」を実施中。家庭の「電気・ガス使用量」や、 生活の中で排出する温室効果ガスの量を知っていただき、意識して削減してもらう事が目的です。

チャレンジでは「電気・ガス使用量」の削減・報告や「1年間のカーボンフットプリント量」、つまり1年間の生活で排出する温室効果ガスの量を報告してもらい、応募者の中から抽選で、記念品等のプレゼントも実施しています。

対象者は神戸市内に居住している家庭。 1年間のカーボンフットプリント量は、アプリ「じぶんごとプラ ネット」で算出することができます。

提出は、KOBEエコアクション応援アプリ「イイことぐるぐる」や、 Eメール、郵送、FAXなど。中でも電気・ガス使用量を昨年より削減できたという方には、「王子動物園ペア入園券」や、「コーナン商品券」、「市内のJA直売所で使える金券」、 一部の報告だけでも、家庭用指定ごみ袋のセットなどが当たります。

全国の家庭で消費電力の1%を節電すると、毎日、コンビニ約2万店舗が消費する電力と同程度のエネルギーが削減できると言われています。例えば、冷蔵庫の冷やしすぎを避けることや、扉を開ける時間を減らすこと。また食品を詰め込みすぎないようにするなど、身近な事からはじめてみませんか?

神戸市環境局環境創造課 橋本健二郎さん、パーソナリティのクマガイタツロウ

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こうべ省エネチャレンジ – 神戸市

2024.1.21 放送分