リポート

一人一人に寄り添う相談窓口「神戸ひきこもり支援」

2024.01.28

「神戸ひきこもり支援室」は神戸市中央区の総合福祉センター 1 階にあります。2020年2月に開設し、ひきこもり状態にあるご本人やそのご家族が抱える悩みを一緒に考えサポートする相談窓口になっています。精神保健福祉士、社会福祉士、保健士など数名の相談員が相談を受けています。

80代ぐらいの親が50代ぐらいの子どもの生活を支え、生活に困窮する「8050問題」がニュースに取り上げられるなど、ひきこもり問題は全国的にも大きな課題となっています。そんな中、昨年神戸市では、3000件の相談が寄せられました。年代は10代から50代の人まで様々。中には、新型コロナウイルスの外出控えが原因となってひきこもりになったという人もいるそうです。

これまで相談に来るのは、7割が家族の方とのこと。原因は一人一人違うため、まずは家族の方に状況を説明し、一人一人に合わせて、本人が安心して生活できるような環境を考え、提案していきます。

まずは電話で相談を。電話での相談窓口は#8900 (ハヤクオーエン) つながらない場合は電話078-361-3521

またはメール hikikomori_shien@office.city.kobe.lg.jp

電話相談のあとの来所面談は、神戸市総合福祉センター1階や各区の区役所などで実施しています。

保健士でもある神戸ひきこもり支援室 江口亮太さん、レポーターのくわがた心

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神戸市:神戸ひきこもり支援室

2024.1.28 放送分