リポート

7/30 取材レポート「今森光彦切り紙の世界」

2017.07.30

今回は、六甲アイランドの<神戸ファッション美術館>で現在開催されている
特別展「今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界」に行ってきました!

幼い頃から生きものへの関心が強く育った今森光彦さん。
もともとは、世界的な自然(昆虫)写真家だったという今森さんの、
昆虫の生態を細部まで知りつくしていたからこそ生み出せる作品たちが
切り紙と写真、合わせて261点展示されています。

切り絵作品はどれもはさみ1本で切り出されているらしいのですが、
絵画のようにも写真のようにも見えるほど忠実に繊細に描かれていました…

何十色という紙を使って作られた多彩な作品や、今にも動き出しそうな立体的な切り紙など、「切り絵」と一口に言っても、表現の仕方はさまざまなようです。

  
(神戸市内に生息する蝶たちの標本コーナーや、塗り絵コーナーもあります。夏休み中のお子さんから、虫取り網かついで駆け回っていた“かつての”子どもたちまで、親子で楽しんでいただけますよ)

生きものに対する慈悲の心と、ファッショナブルな感性が織り合わさって生まれた今森さんの作品を、皆さんもぜひ全身で感じてください。


(詳しく説明していただいた学芸員の浜田久二雄さんと)

特別展 <今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界~里山のアトリエで生まれる命たち~>

開催期間:10月9日(月・祝)まで
開館時間:10:00 – 18:00(入館は17:30まで)

※休館日…毎週月曜日ですが月曜が祝日の場合は変わりますので、詳しくは下記の神戸ファッション美術館のHPで

入 館 料:《一般》500円 《小中高65歳以上》250円 (特別展示・ベーシック展示あわせて)

詳しくは神戸ファッション美術館のホームページをご確認ください。

 

※下の「視聴する」ボタンからレポートの模様を聞くことができます。

 

 

2017.07.30 放送分