青い目の人形「メリー」再会の旅

作家、西村恭子さんが「第39回井植文化賞」報道出版部門を受賞されました。

番組内容

再会した人形の紹介、辿った道、関わった人たち。その人形が今、我々に訴えるもの。
再会の旅でメリーは何を感じるのか――。

1927年(昭和2年)、日本人移民の排斥運動をきっかけに悪化した日米関係改善を目指した人形交換は、民間人による世界初の壮大な草の根運動として注目されています。

アメリカから12,739体の「青い目の人形」が日本の子どもたちに贈られ、日本からは答礼として58体の「日本人形」がアメリカへ贈られました。だが両国間に起きた戦争は人形を巻き込み、多くの「青い目の人形」が敵国のスパイとして竹やりで突かれたり、叩き壊されたりしました。

今年は終戦から70年、人形交換から88年経ちました。兵庫県内には心ある人たちに守られたメリーなど10体の「青い目の人形」が残っています。
この番組では、この10体の人形とアメリカに贈られた「ミス兵庫」に焦点をあて、播磨町から平和大使の任命を受けたメリーが、人形たちに託された希望を辿り、県内で生き残った人形たちと再会して命と平和の大切さを考えます。

【パーソナリティ】
西村恭子(作家)/山田真知子(元ラジオ関西アナウンサー)

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