『愛の不時着』『梨泰院クラス』をきっかけに韓国ドラマにどハマりした“韓ドラ初心者”の筆者が、10作品を観て感じた「韓国ドラマあるある場面」紹介の第6弾です。
●おでこにキス!
ラブロマンス作品において、最もロマンチックな場面のほとんどは、キスシーンなわけですが、韓国において、それは唇と唇の触れあいとは限りません。まあまあの確率でおでこへのキスを拝むことができます。韓国ドラマには、身長180センチ以上のイケメンがよく登場しますが、ヒロインとの身長差をいかしたおでこキッスは、筆者のような男性から見ても非常に美しいです。しかし、我々一般人がマネをするにはあまりにも困難な芸当であることも間違いないでしょう。
●コップの水を顔面にかける
喫茶店で男女や女性同士でもめ事が起こり、最後にコップに入った水を相手の顔にかけて立ち去るというシーン、どこかで一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか? 韓国ドラマでは、定番すぎるシーンの一つです。水をかけられるって、なかなかな出来事ですよね。顔はもちろん、衣服も濡れますし、お店に迷惑がかかる可能性も……。マネは禁物です!
●携帯電話の電池パックを外す
これは『愛の不時着』の主演ヒョンビンの代表作、『シークレットガーデン』を観て非常に驚いたシーンです。イヤな相手から電話がしつこくかかってきたとき、もう着信しないよう、携帯電話の電源を切って、電池パックを外すのです! もちろん今の作品ではスマホが使われているので、そのようなシーンはもう見かけませんが、ガラケーを使用していた時代のドラマではしばしばこの場面が登場します。いや、電源を切ってしまえば、電池パックを外す必要はなくない?! と思いますが、そこはぐっと飲み込みましょう。
●あからさまなスポンサードシーン
韓国ドラマでは、企業のロゴや商品名を表示しないようにかなり配慮されています。たとえば車のエンブレムが黒く塗りつぶされていたり、洋服のロゴマークにテープが貼られていたり……。これはドラマの協賛社以外の広告をしないという対応ですね。一方、そのドラマのスポンサーとなっている企業への忠誠は最大限のものです。韓国ドラマ好きなら、某ファストフード店でサンドイッチを食べるシーンを幾度となく目にしていることでしょう。そのあからさまさには少し笑ってしまう部分もあるのですが、そういった企業のおかげで素晴らしい作品が生み出されていることをファンは忘れてはいけません!