アニメ作品を舞台化した「2.5次元」ジャンルでの作品に数多く出演する俳優・植田圭輔(28)が、22日、ラジオ関西(神戸市)の「原田伸郎のびのび金ようび」(毎週金曜13:00-16:00)に、ゲストで生出演した。
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリストにも選ばれるなどの美形で、人気の植田。番組パーソナリティの原田伸郎(66)らからもイメージを損なわないようにしなければいけない苦労を気遣われていたが、「お芝居をやっているとき、その役のキャラクターの格好をしているときは(イメージを)守りますが、植田圭輔自体は、そんなにこぎれいなものではないと思っています。居酒屋で何を頼むといえば、たこわさ、枝豆と、とりあえず生(ビール)みたいな感じですし。もちろん、僕はトイレにも行きますよ!」と、プライベートでのざっくばらんな様子も吐露していた。
2007年の舞台デビューから現在まで100本を越える舞台作品に出演しているだけでなく、近年はアニメやゲームの声優としても活躍中。それでも、「いろんな役をやりすぎて、『植田圭輔』でいる時間があまりなくて、『どれが自分やねん』と思うこともあるのですが、割と楽しいです」と、番組のなかでコメント。8月末から始まる、伊坂幸太郎の原作を舞台化した石井光三オフィスプロデュース「死神の精度~7Days Judgement」(関西公演は9月19日兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで開催)では、「いつも(演じる役)と違って、割と荒い、とがったナイフのような役どころ」という、若いチンピラ・阿久津役を演じるのにも注目だ。
この4月からはラジオ関西で「植田圭輔・多和田秀弥のカミテかシモテか」(毎週土曜22:00-22:30)の地上波ラジオで初めてパーソナリティーを務め、5月30日にはメジャーデビューシングル『START LINE ~時の轍~』をリリース。ラジオ関西をはじめとする民放AMラジオ5局でパワープレイする「マンスリーAミュージック」6月度の1曲にも選ばれるなど、マルチな才能をいかして、多方面で活躍する植田。大阪府出身ということもあり、地元・関西でのラジオ出演では、終始、笑みが絶えない、楽しい放送となった。