西宮ストークスの梁川禎浩「今は4連勝することを考えている」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

西宮ストークスの梁川禎浩「今は4連勝することを考えている」

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西宮ストークス応援番組、「ストークスナビ〜すとなび〜」。4月10日(水)には、SGの梁川禎浩(やながわ・さだひろ)選手が、スタジオに生出演した。(写真:ラジオ関西)
西宮ストークス応援番組、「ストークスナビ〜すとなび〜」。4月10日(水)には、SGの梁川禎浩(やながわ・さだひろ)選手が、スタジオに生出演した。(写真:ラジオ関西)

 ラジオ関西の「時間です!林編集長」内で、2018年4月から第2・第4の水曜に放送となった、西宮ストークス(プロバスケットボールリーグ・Bリーグ2部所属)の応援番組、「ストークスナビ〜すとなび〜」。4月10日(水)には、SG(シューティングガード)の梁川禎浩(やながわ・ただひろ)が、スタジオに生出演した。

 残り4試合と、2018-2019シーズンも佳境を迎えるなか、「勝ったり負けたり、浮き沈みがすごく激しかった」と、今季ここまでのチームの状況を振り返った梁川。序盤に3勝12敗という苦しいスタートを切ったことについては、「外国籍選手もケガをしてしまったりしていたので、フルメンバーで戦えずに、ああいう成績になってしまった。今となっては、あのときの成績が(響いた)となってしまうが、それも含めて、長いシーズンだったので、そこを戦いきれなかったという悔いはあります」と、率直な思いを述べる。

 それでも、ここまで46試合に出場し、11月にはクラブの月間MVP賞にも選出。マン・オブ・ザ・マッチにも数度選ばれるなど、チームの苦しい時期を支えた、梁川。「あのとき(11月)は、あまり勝てていなかったので、しっかりと、チームの助けになるように、少しでもチームの勝利に貢献できるようにということを考えてやっていました」という19番は、「最後にコートに立っているというのが、僕たちバスケットボール選手としては一番大事なところ」と、終了のブザーが鳴るまでコート上でプレーすることにこだわりをみせる。

 チームとしては、現在、30勝26敗と、B2の中地区で3位。4試合を残してB1昇格の望みがすでに絶たれ、かつ、B3降格の可能性もない。それでも、「最終節をホームで戦うことができるのは、僕たちにとっては、一番高いモチベーション」と梁川選手。「ファンの皆さまと一緒に、勝利を味わうことをモチベーションにして、そのためにも今は4連勝することを考えている」。

 チームとしては、4月に入って、アースフレンズ東京Z戦を2連勝した勢いをそのままに、今季4戦4勝の八王子ビートレインズとのアウェイ戦(12日、13日)を勝ち、ホーム最終戦の金沢武士団戦(西宮市立中央体育館)に臨みたい思いだ。しかし、「八王子はフルメンバーで(西宮戦に)来たことはなかった。これまでと違うメンバーが来るかもしれないし、相手はオフェンス力のあるチームなので、ディフェンスをしっかり力を入れてやっていきたい」と相性のいい相手にも油断はない。

 ちなみに、チーム在籍7年目となる梁川選手は、様々なハンディキャップを持つ子どもたちをホームゲームに招待する「YANAGAWAシート」を2014−2015シーズンより続けている。

「試合を観に来たくても来られない子どもたちなどを招待して、生でゲームを観てもらおうというのが、始めたときの僕の趣旨。何年も続けられていることで、毎年見に来てくれる子どもたちが増え、僕も顔を覚えて、子どもたちも僕の顔と名前を覚えてくれて、毎年『今年も来たよ!』と笑顔で声をかけてくれます。そういうのをみると、僕のモチベーションになるし、『プロバスケットボール選手っていいな』と、そのとき改めて思うことができます。やっていて、このシートは1つのモチベーションでもあるので、『来年も来るよ』という子どもたちの声を聞くと、絶対にやめられないという気持ちになります」

 ホーム最終戦となるB2第32節の金沢戦(4月19日、20日)では、西宮・尼崎・芦屋市民応援デーとして各市の在住、在学、在勤の方を対象とした市民割が実施されるほか、試合終了後にはセレモニーも予定されている。「今シーズンも長い間、応援ありがとうございました! 最後(ホームでも)2連勝して終われるよう、ファンの皆さんと一緒に勝ちを味わいましょう!」とメッセージを寄せた梁川選手、チーム、そして、ブースターとともに、今シーズンを勝利で締めくくり、来季へつなげたいものだ。

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