ロシアのクラスノヤルスクで先月おこなわれた、冬のユニバーシアード・女子フィギュアスケートで、金メダルを獲得した三原舞依(みはら・まい)選手が、「兵庫県スポーツ賞」を受賞することになり、4月16日、兵庫県庁でその贈呈式が行われました。
ユニバーシアードは、国際大学スポーツ連盟が主催し、世界中から学生が集まることから、「学生のためのオリンピック」とも呼ばれています。神戸市の出身で、現在、甲南大学2回生の三原選手は、ユニバーシアードに出場する日本選手団の主将も務めました。
職員らから大きな拍手と歓声で出迎えられたあと、兵庫県の井戸敏三知事から表彰状が手渡され、「リンク上で見ると大きく見えるが、実際に会うと可憐。練習を積み重ね、世界選手権で金メダルを獲得されることを期待しています」とエールを送られました。
三原選手は、「兵庫県や神戸市を代表してスケートをしていると胸を張って言えるように、練習を積み、もっともっといい演技ができるように頑張りたい」と決意を述べました。三原選手は、これからオフシーズンに入り、来年の世界選手権に向けて調整します。
三原舞依選手
「今シーズン達成できなかった世界選手権出場という大きな目標を来シーズンも掲げて、日々自分のできる限りのことだけじゃなくて、精一杯しっかり頑張っていけたらいいなと思っているので、しっかり強くなれるようにさらに練習を頑張りたい。来シーズン、4回転を跳ぶ子とか、トリプルアクセルを跳ぶ子とかが、たくさんシニアに上がって来ますので、付いていけるようにしたいなと思いもあるのですが、まずケガをしない身体作りを大事にして、プログラム全体として魅力のあるスケーターになっていきたい。いろんなところから頑張っていきたいです」