プロ通算で4367本のヒットを放つなど、日米の野球界で活躍し、ことし3月に引退したイチローさんの足跡をたどる報道写真展が、14日から、神戸市内で開かれています。
この「イチロー報道写真展~背番号51の勇姿~」は、14日から、神戸市西区のそごう西神店で行われていて、中学生時代の写真から、ことし3月の引退試合までを、54枚の写真で飾ります。
イチローさんは、1991年、ドラフト5位で、神戸を本拠地とする、オリックス・ブルーウェーブに入団すると、1995年のリーグ優勝に貢献し、阪神・淡路大震災で傷ついた神戸のまちに、大きな感動を与えました。2001年に、日本人野手として初めて、米・大リーグに渡った後も、様々なタイトルを手にしたほか、世界新記録を含む、数多くの記録を打ち立てました。
この展示では、プレー中の写真だけでなく、チームメートと喜びを分かち合う瞬間や、恩師・故仰木彬(おおぎ・あきら)さんとのショットなど、彼の人柄を知ることのできる写真も数多く展示されています。
近くに住む60歳代の主婦は、「ずっと神戸で応援しているので、懐かしい気持ちになった。彼は日本にとどまる器ではない。これからも世界を舞台にどんどん活躍してもらいたい」と話しました。この写真展は、入場は無料で、西神店では5月27日まで。その後30日から6月4日には神戸市中央区のそごう神戸店でも、同様の展示が開催されます。
神戸でイチローさんの写真展開催 市内2会場で 54枚の写真で功績振り返る(ラジオ関西ニュース)
2019/05/16