2019年6月22日に開業30周年を迎えた、ホテルオークラ神戸。神戸のランドマークにもなっている伝統と格式のあるホテルのなかで、開業した1989年以来、1階で営業を行ってきた名店、鉄板焼レストラン「さざんか」が、このたび最上階となる35階海側に移転。8月1日からリニューアルオープンする。そのオープンを控えた30日には報道陣にお披露目され、同日、ラジオ関西『時間です!林編集長』のなかでも津田明日香アナウンサーによる取材リポートが行われた。
最上階から港町の絶景が広がり、神戸の海を一望できるようになった、ホテルオークラ神戸の「さざんか」。これまでは和を基調とした空間だったが、「神戸の海辺の最高のロケーションのなかで、最高のビーフを味わう空間」をコンセプトとしてリニューアル。196平方メートルの店舗内には、鉄板焼カウンター40席、デザートコーナー22席、4~9人用の個室2室があり、ホテルオークラのアイデンティティーを継承しつつ、ゆったりと過ごせる現代的な環境が整っている。また、海側に面しているレストラン内は、昼夜で表情が一変。ランチタイムでは神戸の海の光がふんだんに差し込み、ぐっと照度を落としたディナータイムでは静かに落ち着いて、神戸の海の夜景を眺めることができる。
フランス料理のシェフが監修する新しいスタイルの鉄板焼を提供するレストランに生まれ変わった「さざんか」。新料理長の増田弘明氏が「従来の和を基調としながら、フレンチの技法をもってお召し上がりいただけるメニューとなっている」というように、お箸でも楽しめる現代的なフランス料理の要素を取り入れた本格的なコース料理では、地元・兵庫の食材や旬の食材を中心に、瀬戸内海の新鮮な海の幸、牛肉は神戸ビーフをメインに黒毛和牛や国産牛など、厳選した上質な肉を調理。来客者の好みや要望を取り入れながら、高い技術を持つ焼き手により、素材本来の美味しさを引き出して目の前で調理される鉄板焼料理は、味はもちろんのこと、まさに五感で楽しめる。報道陣向けの試食の際にも、津田アナウンサーがその料理、もてなしに大いに感銘を受けながら、舌鼓を打っていた。
新たに「さざんか」のマネージャーを務める小野靖夫氏は「料理で食材にこだわったのはもちろん、お客様にお使いいただく器など備品類もすべて新しいものを取り入れた。実際に窯元などに足を運び、形状から色なども選定してきた」と、すべてのものに上質を追求したことを強調。リニューアルされた「さざんか」には、まさにホテルオークラ神戸らしい、高い品位とこだわりを感じさせる。
なお、鉄板焼レストラン「さざんか」では、8月1日から8月31日まで、リニューアル記念ランチ&ディナーメニューを提供。ランチが全7品で4,320円、ディナーが全9品で17,280円となっている。問い合わせは、ホテルオークラ神戸・鉄板焼レストラン「さざんか」電話078-333-3528まで。公式ホームページ(https://www.kobe.hotelokura.co.jp/)ではオンライン予約も受け付けている。