クマガイタツロウ、ど緊張の始球式はノーバンだったが…… | ラジトピ ラジオ関西トピックス

クマガイタツロウ、ど緊張の始球式はノーバンだったが……

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 ワタナベフラワーのクマガイタツロウが塩田えみとともにパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組『週明けクマチャンネル』(月曜10:00-13:00)。8月19日の放送回オープニングトークでは、16日のプロ野球パ・リーグ、オリックス対千葉ロッテ戦(京セラドーム大阪)「イエス!高須クリニックデー」でクマガイが挑んだ国歌独唱や始球式のときの模様を振り返った。

 国歌独唱は今回で5回目だったというクマガイ。始球式も一緒に行うのは初めてで、さらに、京セラドーム大阪でのオリックス戦で国歌独唱と始球式を同じ人が務めるのは、格闘家でタレントの角田信朗氏以来2人目とのこと。事前に始球式の練習も「肩があがれへん」となるくらいに取り組み、前日は「ノースロー調整」で、満を持して当日に会場入りしたクマガイたったが、「久しぶりの京セラドームは、グラウンドからパッと見上げたら、やっぱりでかい! 何万人も来ていて、(国歌独唱や始球式は)僕ひとりでしょ。これはミスられへん……」。国歌独唱のリハーサルから緊張感が高まり、歌と始球式のことを考えると緊張がダブルで襲い掛かってきたという。

 さらに、始球式の準備で、オリックスの選手とキャッチボールをする機会があったときには、「今までできていたことが何もできなくなった」とクマガイ。「3回くらいワンバンの投球が続いたとき、スタンドから、『こりゃあかんわ……』という声が聞こえてきて。余計に汗だくだくになって、シャツ1枚びしょびしょになったほど」。緊張の度合いは最高潮になっていく。

 それでも、スタメンキッズイベントに参加していたワタナベフラワー・ファンクラブでもある子どもたちを見て、落ち着きを取り戻し、国歌独唱の大役を無事に務めた、クマガイ。この日の試合は「イエス!高須クリニックデー」ということで、自らがCM出演しているときの衣装に着替えたなか、いざ、始球式に臨んだが、「マウンドまで(の道のりを)覚えていない。主審が『プレイ』といったら投げてくださいと聞いていたが、気づいたらもう言われていた」と、また緊張感がドバっと押し寄せるなか、いよいよ本番。「やると決めていたワインドアップで振りかぶった瞬間、(緊張したときに出てくる)おばあちゃんの姿が見えて、そのおばあちゃんに向けて投げたら、大暴投……。いやー、ダメでしたね……」。投げたボールは、ノーバウンドでキャッチャーに届いたとはいえ、右バッターの後ろを大きく外れてしまった。

「投げ終わった瞬間、富士山を登って帰ってきたときくらいの安堵感で、『終わったー!』という感じ。始球式は男の子の夢の舞台でもあるし、(経験できて)うれしかったけど、悔しさもめっちゃ残った。ご協力いただいた皆さん、すみませんでした」と振り返った、クマガイ。「新たな夢ができたし、オリックスの山岡投手のように、投げるときに足をたたむ動作を真似したい」と始球式リベンジを誓っていたが、番組パートナーの塩田からは「そういうことを考えるからおかしくなるんよ、クマチャン! 邪念が邪魔したんじゃないの? 素直にまっすぐ届けばいいなと思わないと」と突っ込まれていた。

「次の夢ができたので、高須久弥先生もう1回チャンスください」とCMキャラクターを務める高須クリニックに、次回のイベントデーでの「再登板」を懇願しつつ、「かかわってくださったみなさん、応援してくださった皆さん、本当に貴重な経験をありがとうございました! 高須クリニックさん、僕のわがままにつきあってくれてありがとうございました! 背筋が伸びる思いでした」と述べ、思い出深い1日を総括していた。

LINEで送る