「ラジオパーソナリティー画家」として活躍する松岡理恵が、9月21日、ラジオ関西『桂春蝶のちょうちょ結び』(土曜8:00-10:00)に生出演した。
石川県の金沢を中心にラジオパーソナリティーとして活躍している松岡理恵が、画家と名乗るようになったのが、昨年、2018年からのこと。FM石川のパーソナリティー(アナウンサー)から、独立したことがきっかけという。
「『フリーアナウンサー』になることになりまして、これは『何でもやっていこう』と。絵が得意だったので、『ラジオパーソナリティー画家』を始めたんですよ」(松岡)
絵のテーマについて松岡は、「人間のなかにはいろんな人格があって、その多重人格ぶりを絵で表したいなと思い、同じ人が描いたんじゃないと思わせるような絵を目指しています」と語る。
その言葉のとおり、彼女の個展には、口紅をクレヨンのように使い、国旗をバラの絵で塗りつぶした、鋭い画風のモノもあれば、室生犀星の小説「蜜のあわれ」をイメージしたという、かわいいイラスト風の金魚の絵、ポールペンで細密に描いたモノなども。個展でありながら、まるで、いろんな画家の絵を集めたかのようだ。
「ラジオでかける音楽も、演歌があったり、ポップスがあったりするので、そういうイメージで描いています」(松岡)
また、松岡は、ラジオでいろんな言葉を発信するようになったことをいかして、個展でも絵のほかに、詩を展示している。
「ちょっと面白く『うしろ向きでもいいんじゃない?』ということを伝える場合、例えば“鬱”っていう詩では、“鬱々爆弾どっかーん”と書いて、『鬱を自分に抱え込むんじゃなくて、相手にぶつけてやれ!』と書いたんですよ」(松岡)
今回、兵庫県姫路市で開催されている個展のタイトル、『私は私の革命家』について松岡は、「私はラジオパーソナリティーになれるとは思えないほど、すごく鬱々とした女の子だったんですけど、まさかの大逆転ホームランを打って、ラジオパーソナリティーになったんですよ。そして、絵描きもやってみたいなと思って、昨年から始めたら、こうやって姫路で個展をすることになって。やっぱり『革命はできる』ということをタイトルに込めました」と理由を語っていた。松岡理恵展「私は私の革命家」は、9月23日まで、姫路市のGallery Land’s Endで開催されている。
松岡理恵展「私は私の革命家」
期間:~9月23日(月・祝)まで開催
時間:11:00〜18:00
会場:Gallery Land’s End(兵庫県姫路市南八代町17-4)
松岡理恵さんは、こんな映像作品も作っています
https://www.youtube.com/watch?v=Qxbh27BCOqY

