今回紹介する映画は、「あの花」、 「ここさけ」の長井龍雪監督の最新作。OSシネマズミント神戸、TOHOシネマズ西宮OSなど全国東宝系公開中の劇場アニメ『空の青さを知る人よ』です。
“号泣アニメ”と呼ばれて大きな話題になった、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』と、4年前に公開された劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』を手がけたのが、長井監督。10月11日公開の新作『空の青さを知る人よ』は、「あの花」、 「ここさけ」のメンバーが再び集結しました。脚本は岡田麿里、キャラクターデザイン&総作画監督が田中将賀。
埼玉県・秩父の町に暮らす高校生のあおいは、進路選択の大事な時期にもかかわらず、受験勉強そっちのけでベースを弾く日々。東京へ出てバンド活動をすることを夢見て過ごしていた。
彼女は13年前に両親を事故で亡くしていて、家族は姉のあかねだけ。
あかねは両親が死んだあと、あおいを育てる義務感から恋人と上京することを断念。地元で就職し、妹の親代わりを務めてきた。一方、あおいは常日頃から姉の将来をあきらめさせたことに負い目を感じていた。
そんなある日、町の音楽祭に大物歌手の団吉が出演することに。
そのバックミュージシャンとして、あかねの元恋人・慎之介が町へ帰ってくる。