京川舞が地元・茨城で凱旋ゴール! INAC神戸、首位の浦和Lに逆転勝利

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地元凱旋ゴールで勝利に導いたINAC神戸の京川舞(写真提供:INAC神戸レオネッサ)

 14日、女子サッカーの2019プレナスなでしこリーグ1部第15節は3試合が行われ、3位のINAC神戸レオネッサは、首位の浦和レッドダイヤモンズレディースと、茨城県立カシマサッカースタジアムで対戦。京川舞の地元凱旋ゴールなどで2-1と逆転勝利し、上位戦線に踏みとどまった。

 この試合は、INAC神戸にとって、カシマで行われた初ホームゲームであり、なでしこリーグ公式戦はこれが初めての開催。関東地区は台風19号の影響を大きく受けたものの、関係者の尽力もあり、無事に試合を実施。試合前には、台風で犠牲になられた方々への黙とうが捧げられた。

 試合は前半16分、浦和Lのエース・菅澤優衣香に先制ゴールを決められたが、24分に左サイドから抜け出したINAC神戸・髙瀬愛実の同点弾で試合を振り出しに戻す。その後は、一進一退の攻防が続くも、後半途中から杉田妃和に代わって入った京川が、72分に決勝点を記録。INAC神戸にとっては貴重な勝点3を獲得した。

 INAC神戸は、鮫島彩が負傷により前節に続いて欠場を強いられるなか、この試合がリーグ通算100試合目となる守屋都弥を左サイドバックに起用。そのなかで、試合開始から、なでしこジャパンDF三宅史織を中心に、守備陣がしっかりとラインコントロールするなど、チーム全体で首位の浦和L対策をきっちりと実行した。また、昨年のホーム最終戦でのゴール以来約1年ぶり、今季に入ってリーグ戦初得点を決めた高瀬が「最後まで集中力を切らせることなく戦い切った勝利」とインタビューで述べたように、全員がハードワークしたことも白星につながった。

 決勝点でチームを勝利に導いた京川は、先の茨城国体でも女子サッカーの茨城県チームの準優勝に大きく貢献。さらに、凱旋試合となった今回は、試合前日に茨城空港で約300人の県民の大歓迎を受けたなか、後半からの出場だったが、チャンスを見事に決め、スタジアムは大盛り上がり。まさに、「故郷に錦を飾った」ゴールとなった。

「今季最高のゲーム」といえる戦いで勝利した、INAC神戸。15試合を終えた、8勝3分け4敗、勝点27で3位をキープした。10月20日(日)に行われる次節、勝点30で暫定2位(1試合未消化)の日テレ・ベレーザと、アウェイの味の素フィールド西が丘で対戦する。レオネッサにとっては、タイトル奪還へ一縷の望みをつなげるためにも、絶対に勝利が必須の試合となる。

●INAC神戸、J1・鹿島の心意気に感謝
 INAC神戸としては、神戸から離れたカシマでのホームゲームとなったが、これは、ラグビーワールドカップの試合会場に、ホームのノエビアスタジアム神戸が含まれていた影響があった。ノエスタでの最後のラグビーの試合が10月8日だったため、ピッチの整備等の問題も浮上。東大阪市花園ラグビー場(大阪)でも4試合が行われたこともあり、関西地区の芝生のあるスタジアムなどがほとんど練習会場となっていたことも重なって、別会場での開催を模索。そのなかで、INAC神戸の安本卓史社長と懇意にしているJリーグの鹿島アントラーズが、茨城国体へ京川を派遣したことへの感謝も込めて、地元を代表して快くスタジアムを提供してくれたという。レオネッサにとっては、鹿島アントラーズの心意気に救われたゲームでもあった。

【次節予定】
2019プレナスなでしこリーグ1部 第16節
2019年10月20日(日)15:00キックオフ
日テレ・ベレーザ vs INAC神戸レオネッサ
会場:味の素フィールド西が丘

カンピオーネ!レオネッサ!! | ラジオ関西 | 2019/10/14/月 18:30-18:50

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