プロゲーマーのMeLton(メルトン)が、パーソナリティーを務めるラジオ番組『メルトンの膝で呼吸するラジオ』 で、ゲームやeスポーツを紹介するなか、「ゲームで社会性は学べる!」と豪語した。
MeLtonは、プロゲーマーのなかでシューティングゲームを主戦場とするeスポーツプレイヤー。
「シューティングゲームをやっているというと、『ひとりでポチポチと敵を倒して、ひとりで“うわあ、気持ちいい~!”と言ってんだろ!』と言われがち」というMeLton。それでも、「今やっているゲームは5対5の団体戦。チームでやるゲームだから、ひとりがでしゃばると、連携が乱れて勝利につながらない。チームのメンバーと息を合わせてやっているから、最近、自分自身も自己犠牲を覚えたほど」とチームワークの重要性を語る。そのうえで「その(団体戦の)なかでも、プロゲーマーとして、自分らしさを出している」という。
「『またゲームやってんの?』とか、いろんな世代の人たちにまだ言われますが、(今は)ゲーム内で社会性が学べる、そんな恐ろしい世界になっている」と、MeLtonはゲームの現状について、実感を込めてコメントしていた。
ラジオでプロゲーマーがパーソナリティーを務める初の番組(?!)、『メルトンの膝で呼吸するラジオ』(ラジオ関西)では、ラジオを通してプロゲーマーの世界をこれからも発信していく。
『メルトンの膝で呼吸するラジオ』
ラジオ関西 毎月第4土曜 深夜26:00~27:00
MeLton(メルトン)はプロゲーミングチーム『1’s BATTLE DOGS』所属のプロゲーマー。シューティングゲーム「レインボーシックス シージ」(FPS[ファーストパーソン・シューティング])を得意とする。番組のタイトルにある「膝で呼吸する」とは、ゲームでの得意技、シューティングゲーム内で相手の球を避けながら射撃する=「屈伸打ち」から来た言葉。