兵庫県の北部、但馬地域には、食の魅力が詰まっている。但馬牛の産地であり、日本海の海の幸も豊富。そして、米をはじめとする農作物を含めて、全国屈指の食材を擁する。そのなかで、ここでは但馬牛、松葉ガニ、そして、小豆から作られるスイーツをピックアップする。
◇但馬牛◇
世界の人々を魅了する「神戸ビーフ」のもとは但馬牛だ。
兵庫県の北西部・美方郡産の但馬牛は、地域の良質な草を与えられ、山に放牧され、棚田を耕しながら家族同様に大切にされてきた。
生まれた子牛は農家の貴重な収入源で、古くは1849（嘉永2）年に子牛市が開かれた記録がある。
1897（明治30）年頃、全国に先駆けて、人の戸籍に相当する「牛籍簿（ぎゅうせきぼ）」が整備されて、これが血統登録の基礎となり、美方郡が全国の和牛生産の先頭に立つ地域となった。
美方郡では全国の黒毛和牛で唯一、郡内の牛だけで改良を続けてきた結果、世界でもここにしかない独自の遺伝資源が保全され、黒毛和種の遺伝的多様性の維持に大きな役割を果たしている。
◇松葉ガニ◇
但馬地域の松葉ガニの水揚げは、重さは全国2位、金額は全国1位だ。今年も11月6日にズワイガニ漁が解禁される。
但馬地域には津居山、竹野、香住、柴山、浜坂の港に合計47隻の沖合底びき網漁船があり、解禁当日の午前0時に一斉に漁を始める。
昨年は漁初日に柴山港で、最高値で1,088,880円の値がついた。港がいよいよ、松葉ガニの水揚げで賑わう季節を迎える。
日本海の京都府から島根県にかけて水揚げされるズワイガニは松葉ガニと呼ばれ、津居山ガニ、柴山ガニなど港ごとに識別用のタグを付けてブランド化され、どこの港で水揚げされたものか判別できるようになっている。
港ごとに厳しい品質管理を行い、質が劣るものは識別用のタグをつけることが許されないのだ。
◇新スイーツ「美方ルビー クリーム大福」◇
兵庫県美方郡では、「美方大納言小豆（みかただいなごんあずき）」の栽培が盛んで、10月から11月にかけて収穫最盛期を迎える。
地元では、この小豆を「美方ルビー」と名付け、新しい名産品として和菓子などを開発。道の駅「村岡ファームガーデン」オリジナルの新スイーツとして「美方ルビー クリーム大福」が誕生した。
あんとクリームがたっぷり詰まっていて、一つひとつに重量感があり、甘さは控えめ。最初のひと口で小豆の自然な香りを楽しめる。
☆ラジトピ読者へ但馬地域の名産品をプレゼント☆
◎但馬牛 すき焼き用ロース（500ｇ） 1名様
良質で適度な脂肪が自慢の但馬牛には、しっかりとした肉本来の旨味があり、肉質も柔らかく、これからのシーズン、すき焼きに最適です。湯村温泉にお越しの際は、日本農業遺産のロゴマークが目印のJAたじま「肉の店」にお立ち寄りください。
◎ズワイガニ 松葉ガニ 1杯（ぱい） 1名様
日本海の荒波にもまれた但馬産松葉ガニは、身がたっぷりと詰まっており、深い味わいが特徴です。焼きガニ、カニすき鍋などでお楽しみいただけます。ぜひ但馬地域へ松葉ガニを食べにお越しください。
◎コウノトリ育むお米の新米（無農薬・2kg） 5名様
コウノトリが大空を舞う但馬でできる限り自然のままを追求。安全・安心の田んぼで農家が愛情を注いだ、人と自然に優しいお米です。
◎コウノトリ但馬空港・大阪伊丹空港間の往復航空券 1枚
但馬空港は今年開港25周年を迎えています。豊岡・伊丹間を1日2往復、最短35分で結びます。観光やビジネスとしてご利用ください。
兵庫県但馬県民局から上記の名産品を、合計8名様にプレゼントします。
応募の締め切りは11月6日(水)です。どなたでも応募できます。
ご応募はこちら→ https://jocr.jp/mailform/present/
