神戸屈指のグルメタウンである神戸市中央区の中華街「南京町」で、今年も『KOBE豚饅(ぶたまん)サミット』が、11月11日から開催される。
これは神戸の市街地で豚饅を扱う3つのお店(南京町『老祥記』・『三宮一貫楼』・元町駅前『四興楼』)が発起人として企画したグルメイベントで、「豚饅の日」とされる11月11日に合わせて、2011年から毎年開催されている。
第9回となる今回は、神戸で豚饅を扱うお店や、全国各地で豚饅を販売しているお店、近隣のパン屋や学校など、合計15店がサミット限定のオリジナル豚饅を販売する予定。大丸神戸店ではこの参加店舗のオリジナル豚饅が詰め合わせになった、コンプリートセット「まんぷくBOX」が16日・17日限定で販売されるが、こちらは毎回大人気なのでぜひ早めにゲットして欲しい。
また今回初めて開催される企画として、「KOBE豚饅サミットウィーク」が11月17日まで開催される。これは、神戸を代表するさまざまなお店が、豚饅サミットに合わせたオリジナルメニューを販売するという企画だが、大人気スイーツ店や焼き鳥店など、豚饅とは縁遠いとすら感じるお店が参加しており、どんなメニューが登場するのか注目だ。
なお、サミットウィークのオリジナルメニューとオリジナル豚饅を購入することで、スタンプラリーに参加できるようになっており、豚饅100個が当たる抽選に挑戦することもできるので、ぜひそちらもお忘れなく。
横浜や長崎にも存在する“中華街”だが、神戸・南京町ならではの特徴は、その安さにあるという。大きさも小ぶりなものが多いため、比較的ほかの地域よりも安く、たくさんの味を楽しむことができる。
イベント発起人の一人でもある『老祥記』の3代目代表・曹英生さんは「伝統の味だけに固執せず色んなものを受け入れるというスタイルは、古くから異国文化を受け入れてきた神戸らしい姿だと思う。ぜひ市外からもたくさんの人に参加していただき、豚饅の力で神戸をPRしていきたい」と話している。
第9回『KOBE豚饅サミット2019』
公式サイト…http://www.kobebutaman-summit.com/index.html
スケジュール
・11月10日(日)…前夜祭(三宮センター街1丁目)
・11月11日(月)…オープニングセレモニー&豚饅の先行販売(曹家包子館)
・11月16日(土)~17日(日)…全参加店舗が「サミット限定オリジナル豚饅」を販売(販売は大丸北側の外廊、南京町広場、曹家包子館など)
・「KOBE豚饅サミットウィーク」は11日(月)~17日(日)まで