タレントの板東英二が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、「傘にビニールをかぶせる機械を広めて回ったのは僕なんです!」と、お役立ち商品の拡大に一役買ったことを明かした。
11月4日放送の『板東・板東・晴れ・板東!』(ラジオ関西)では天候の話題からスタートした、板東。「『昨今の気象状況はおかしい!』と言っているが、お天道様がちゃんと気温を調節してくれているのに、我々人間がおごり高ぶって、冷暖房を付けたり、勝手に石油を持ってきて燃やしてみたり、木々を伐ってきて炭にしてみたり……。人類が『火』を覚えて(役に立ち)初めて今日を迎えているのに、皮肉なことだ」と社会的な意見もコメント。
その流れで、猛暑となっている夏や、雨がよく降るようになったこと、そして、傘の話になった際に、出てきたのが、“雨水にぬれた傘を片手で傘袋へ収納できる機械”のことだ。
「この頃、皆さん方もお分かりだと思いますが、いろんなビルや施設などに入る際、ポールみたいなものに傘をスパッとさして、ビニール袋をかぶせて、雨水のしずくが落ちないように入っていきますよね……。あれを使っていただいて、ありがとうございます! あれは、僕が先頭を切って、各放送局やビルに置いてもらったんですよ!」
実際は、板東の夫人と、その大学時代の同級生のつながりがきっかけだそう。夫人の同級生の家系が経営する会社がその機械を製作した際、「(ご主人の)板東さんは顔が広いだろうから……」と拡販協力を要請され、まずは各放送局やビルに頼みに行って機械を導入してもらい、そこから、ホテルやその他の施設にもどんどん広めていったという。番組アシスタントの美鈴唯がすかさず「板東さん、あれを1件使ってもらうといくらか入るんですか……」と尋ねると、「モチロ……! あのね!!」とノリ突っ込みした、板東。「お手伝いしただけですが、あれ(機械)を見ると誇りに思う」という一方で、「今思えば、(板東や個人事務所の名を)書いておけばよかったかな……」と過去を惜しむ言葉も。それでも、その後には板東の個人事務所の持ちビルの宣伝にもつなげて、がっちりPRしていた。(『板東・板東・晴れ・板東!』~内角ギリギリ!のけぞりトーク~)