鶴の恩返しの言い伝えが残る兵庫県の市川町では、幻の存在とされていたサツマイモが「鶴imo」とネーミングされて今年も収穫された。
戦時中は盛んに作られ、その美味しさが評判だったが、後継者不足から長らくの間、幻の存在とされてきた。そんな市川町のサツマイモを復活させる取り組みが4年前からスタート。市川町の鶴居地区にある「つるい元気農園」で獲れたサツマイモだけが「鶴imo」を名乗ることが許され、地域ブランド化を目指している。
「鶴imo」の特徴は特別に甘くて美味しいこと。現在、市川町では 「鶴imoグルメフェア」が開催され、焼き芋、大福、プリン、お餅、かき揚げうどん、シフォンケーキなど、町内の飲食店9軒が考案した特別メニューは12月下旬まで提供されている。
また、11月17日(日)には、市川町文化センターで「いちかわ産業祭」が開催。ここでも「鶴imo」を使った商品が販売される。
数量限定、無くなり次第販売終了なので、グルメの秋を楽しみたいアナタは、早めにチェックしてほしい。
『鶴imoグルメフェア』
開催日程 2019年11月1日(金)~12月下旬
問い合わせ 鶴いもプロジェクト(市川町商工会内)電話0790-26-0099
ホームページ https://turuimo.jimdofree.com/