女子第36回兵庫県高等学校駅伝競走大会(ラジオ関西など後援)が、10日、兵庫県丹波篠山市内で行われ、須磨学園が2年連続22度目の優勝を果たした。同校は、11月24日に南あわじ市で行われる近畿大会と、12月22日に京都市で行われる全国高校駅伝への出場を決めた。
大会を終えた直後に、須磨学園の濱本憲秀監督に話を聞いた。
――おめでとうございます。
ありがとうございます。
――まず、今の率直なお気持ちは
いろいろな支えの中で、よく一生懸命、今年の全国高校駅伝の切符をつかんでくれたと、生徒たちに感謝しております。
――濱本監督自身も、第2中継所で見ていらっしゃいましたが、選手の表情はどうでしたか。
普段とは違う、集中した彼女たちの必死さが伝わって、すごく感動する部分もありました。
――少し気温が高めで、心配する部分もありました。
前半の区間は少し向かい風が気になり、後半になると気温も上がってきました。こういったことは体調面やタイムにしっかりと、結果として出るんですが、受け止めて、また頑張らせてあげたいなと思います。
――昨年は全国高校駅伝で5位。今年の抱負は。
昨年の結果を受けて、今年の選手たちに「本当にどうしたいのか」という話をしました。そのなかで、生徒たちは、「全国で頂上を目指したい」と気持ちを表しました。私もそれを受け止め、改めて、昨年度の経験をいかして、背中を押してあげたいなと思います。
――選手たちの強い意志を感じられましたか。
いい意味で自主性が出てきて、私からの問いかけだけではなく、生徒たちと言葉のキャッチボールができ始めたので、生徒たちには感謝しています。
――改めて、全国では、どう戦われますか。
全国には昨年度優勝、または上位入賞のチームがいます。そういったチームを追いかけ、追い越し、生徒たちが頂点に立って、本当の意味で笑える。そういった駅伝の後押しをしたいなと思います。