姫路市の姫路市立美術館(姫路市本町)で、19世紀の印象派から、それ以降の近代絵画を集めた、「ストラスブール美術館展」が、12日から始まる。開幕を前に、11日、作品が報道陣に公開された。
ストラスブール近現代美術館は、フランス北東部のドイツ国境近くにあり、およそ18,000点ものコレクションで知られる、フランスを代表する美術館。
「ストラスブール美術館展」では、姫路市立美術館所蔵の作品と合わせ、およそ100点が展示される。
来場者を出迎える、モネの『ひなげしの咲く麦畑』は、写真のピンボケやぶれのように、線をぼかす手法が採られている。光の変化や影の色を感じられる傑作だ。
来日中の、エステル・ピエトジック館長は、「モネだけでなく、ゴーギャンやピカソまで、あわせて見られるので、何回も足を運んで、散歩をするように作品たちを楽しんでほしい」と話している。
「ストラスブール美術館展 印象派からモダンアートへの眺望」
会期 2019年11月12日(火)~2020年1月26日(日)
休館日 月曜(ただし1月13日は開館)、1月14日(火)
観覧料 一般1,200円、大学・高校生600円、中・小学生200円
(※20人以上の団体・前売料金は一般900円、大学・高校生400円、中・小学生100円)
姫路市立美術館 ホームページ https://www.city.himeji.lg.jp/art/