JR姫路駅の近くに、生姜を使ったスイーツを味わうカフェ「Himeginger(ヒメジンジャー)」が新たにオープンした。
姫路で生姜といえば、生姜醤油で食べる「姫路おでん」のイメージが強いが……、生姜のスイーツとはいったいどんな味なのだろうか。今回は「ヒメジンジャー」へ行って実際に生姜スイーツを食す、おやつLIVEリポートをお届けする。
まずは、ドリンク。ジンジャーカフェということで「自家製ジンジャーエール」をオーダー。辛いのかな? ピリッとするのかな……?
強烈な辛口の刺激。市販のジンジャエールとは比べ物にならない目の覚めるような喉ごし。冷たくても喉と鼻に香りが通っていく。
次に、「ジンジャーケーキ」をいただく。「美と健康」をテーマとして、生姜はもちろん、卵や米粉、砂糖まですべて兵庫県産を使って、一つひとつ丁寧に焼き上げているという。
生姜はもちろん、卵、米粉、などがすべて兵庫県産。見た目は普通のケーキだけれど、爽やかな生姜の風味、中にジンジャーピールが入っていて、ぷつぷつとした触感も楽しめる。生姜の甘みを感じることができる。珈琲にも紅茶にも、ジンジャーエールにも「◎」。
そして、「ジンジャーパウンドケーキ(アップル)」をいただいてみた。
リンゴと生姜がこんなにも合うとは驚き! よくよく考えてみると、リンゴは甘さと爽やかさを兼ね備えたフルーツなのだから納得できる。
しっかり甘いけれども、どこか身体によい健康そうな味がする。こちらも、辛口のジンジャエールにもマッチする。
「ヒメジンジャー」は、姫路市内の主婦の方々およそ10人が、「まちの活性化につなげたい」、「姫路の新たなお土産、特産品を生み出したい」という思いで、昨年6月に研究会を立ち上げたのがきっかけで生まれたそうだ。
ケーキの他にも、プリンやジュレ、フィナンシェなど、姫路生姜を活かしたスイーツがある。「ジンジャープリン」はミルク味の、プルプル感いっぱいの白いプリン。口に入れると、まずやさしい自然な甘さが広がって、そのあと生姜のピリッとした心地いい刺激を楽しめる。生まれて初めて感じる味といえよう。