宝塚歌劇団・元雪組娘役の草笛雅子が、11月18日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、最近の活動や在団中の思い出について語った。
現在、精力的に歌手活動を行っている草笛。特に最近は、神奈あいが率いるコーラスユニット「レディ・エスペランサ」の一員として活躍しており、12月14日にホテル北野プラザ六甲荘で開催するクリスマスランチショーに向けて稽古中とのこと。メンバー4人が家族のようなあたたかい空気感で、厳しい上下関係もなく、芸事に関しては対等に意見を出し合っているという。「周りから見ても、『誰が上級生?』と思うくらい、若草物語の姉妹のように楽しくやっている。最近はあうんの呼吸になってきた」と話した。
彼女の退団作品となった『はばたけ黄金の翼よ』が今年雪組で再演されたことにちなみ、当時ロドミア役を演じた思い出について聞かれると、「本当に難しくて、みんなに助けてもらってできた役。その前にいくつか新人公演で大きな役をもらってお芝居が好きになっていたけれど、最後にこの作品に出会って改めてお芝居の良さを知った」と、当時を振り返った。
10月にシンフォニーホールの「シャンソン・セレクション」で歌った歌が高く評価された草笛。他にも、12月4日には兵庫県芸術文化センターで元劇団四季のメンバーとのクリスマスコンサート、12月6日は米原ローザンベリー多和田でのクリスマスディナーショーと、出演予定が続く。