女子サッカーのINAC神戸レオネッサは、23日に皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会の初戦（2回戦）を迎える。2019プレナスなでしこリーグ1部では3位に甘んじ、タイトル奪取ならず。悔しい思いをしただけに、今回こそ2016年度の第38回大会以来となるカップウイナーを勝ち取りたい。
もう1つのタイトルを目指す戦い、皇后杯が目前に迫るなか、INAC神戸は16日に非公開でトレーニングマッチを実施。チーム関係者によると、リーグ戦の最終戦でハットトリックを決めた京川舞が複数得点を記録したのをはじめ、調整は順調という。今回の相手は、東海代表の藤枝順心高校（23日午前11時キックオフ、三木総合防災公園陸上競技場）。なでしこジャパンの杉田妃和や河野朱里、福田ゆいの母校との対戦となる。高校のカテゴリーといえども、油断は禁物だが、INAC神戸としてはしっかり実力の差を見せつけて勝ち上がることが求められる。
また、リーグ戦終了から皇后杯2回戦までの期間には、なでしこチャレンジ（日本女子代表候補選手グループ）のトレーニングキャンプが17日から20日まで、J-GREEN堺で行われ、INAC神戸からは京川、伊藤美紀、守屋都弥の3選手が招集されている。12月10日からは「EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会」が韓国・釜山で開催されるが、その代表メンバーに彼女たちが入っていくことができるか、こちらも楽しみなところだ。
なお、INAC神戸は、今年の大晦日まで、今年度のファンクラブ会員を割引価格で受け付ける「ファンクラブ値下げ期間延長」を実施中。選手たちと交流できるファンクラブ限定のイベント「シークレットミーティング」参加には、前年度メンバーからの継続が条件のため、今年中の入会がお得だという。会費は中学生以上対象の「STELLA☆会員」が通常3,000円のところ、2,000円に。また、小学生以下対象の「STELLA☆キッズ会員」が通常1,500円のところ、1,000円になっている。詳細は、INAC神戸レオネッサの公式ホームページ（https://inac-kobe.com/）を参照。
